イラストレーションから
2010年 07月 31日
今後私自身の指導内容として感じたことがあります。生徒たちが不足事項として人体のデッサン力です。自分が中学生だった頃を思い出しても,骨格なんぞ意識して描きもしていない。しかし,絵をみると骨格がくるうといびつというか,ぎこちなさはわかります。人体デッサンを学習していないことや,中学生でもあり骨格に関してくどくど助言はしませんでした。明らかに骨格にくるいが見られた作品は修正するように教え,出展させました。このようなこともあり,corvoさんこと小田隆先生の大学での講座内容に,人体デッサンやヌードクロッキー等を開講していることをエントリーで読んでは,学生さん達に羨ましさを感じています。小田先生のブログ
また,画材の可能性に気付かせることが不足していました。全国大会に引率していたこともあり,数日学校から遠ざかっていました。放課後多少,水彩画の技法,色鉛筆を使用した描き方等いわずかな時間でも教えられた生徒は,絵も引き締まっていました。急きょ下絵を提出した生徒や,作品の締め切り当日に持ってきた生徒は,ちょっといまいち。すみません。今後展覧会に出展する際は,もうすこし,他の画材と併用させた描き方を教え,多様な表現にも気づかせていきたいです。
さて,以前から小田先生のブログで紹介されていた展覧会『コズミック・フュージョン』(←クリックするとリンク先へ)に出向いてきました。きっちりかっちり15:00開館だったようだ。早くついて自動扉を踏んだ時間は,まだ搬入でてんやわんやしている時間でした。搬入していた方申し訳ない。
受付してすぐ目の前に!チャコールペンシル描かれた内容と,六甲昆虫館の素敵な額縁が印象的でした。トトコレ展で出店していたとトートバックは購入できず残念(><)
パンフレットにも記されています。地球・生命をテーマにネイチャーアートからファンタジーアートまで多様。描き方も絵の大きさも皆それぞれ違い,年齢層も違うこの展覧会でした。奥の展示作品は若手が多かったように感じました。出展作家さん達とお話はしませんでしたが,構図やマチエール等参考になった絵も複数ありました。私は動物画は描くことがないので,動物をテーマにした絵は感心して鑑賞しました。沢山,作品数もありついつい自分「好み」の作品はじっくりと鑑賞してしまいました。多くのジャンルで展示されているので,「これいいな!」と思う作品を探しながら鑑賞するのも面白いと思います。品川駅前なので,時間の都合がつく方!GO!オープニングパーティも兼ねていたこともあり,来場者も多くいました。
<余談>
小田先生といえば恐竜。帰路,新幹線内のフリー冊子トランヴェール8月号(←クリックするとちらりと読めます)は,『ようこそ,日本の恐竜世界へ』でした。もらってきたので,後でじっくり読もう!
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