「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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グラデーションのワークから

 まだまだ教師アマちゃんの私にとって日々の授業が研究材料です。「日々学び続ける教師でありたい」といった初任研の講話を聴いて,気がついたら教諭4年目です。早ー。(講師歴はありますけどね)

 授業計画が甘く,1年生の今頃になってグラデーションについて学習させています。(反省)最近授業の写真も撮っていなかったので,採点しつつグラデーションの写真なぞ撮ってみました。

 グラデーションのワーク。以前は⑧段階のグラデーションに取り組ませていました。しかし,⑧段階で描くことは,中学校1年生にとって案外難解であることに気付き,今年度から6段階の色調で描くワークに変更しています。個人的には10段階を描かせたいけれど,大学受験者たちを相手にしているわけではないのです。

 8段階。鉛筆で描かせる際,暗くしていくときつまづく生徒も多いことに気が付きました。色を暗くして,6~7段階程で同一色相となってしまう。「なんかおんなじ色になっちゃった・・・。失敗した―。」となる。

 6段階。まだ3~4段階めぐらいの色調でつまづく生徒もいますが,大方きれいなグラデーションを仕上げることができます。まぁ,上手くできない生徒に対してフォローもしやすいと思います。
結構「あぁ,(だんだん色が変わって)きれい!」といった声もちらりほらり。

 またワークシートをつくるさい,考えた方がよいこと。マス目のの大きさと罫線の濃さ。
マス目はあまり大きすぎても生徒にとってしんどいと思う。手を上下・左右に動かして色をつくっていくわけですから,慣れない生徒にとっては「うわー」となってしまう。
また,罫線。私は点線の線にしていますが,線が濃すぎても線の方が目立ってしまう。きれいなグラデーションにはなりません。

 日々,模索。授業実践。2学期も残すところわずか!
by hakusuke | 2010-12-18 22:57 | 2010自分の授業