「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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学習環境を整える  その3

 今日で地震発生後1カ月である。私には,遠い昔のような気がしてならない。けれど1か月前のことだったのだ。そう1カ月前のことだ。その間,余震は何度あったことか。余震は幾度となくあり,何処となく体はフワフワしている。たいしたことないなぁ・・・なんて思っていたけれど,普段通らない道に入ると,とんでもなく道が凸凹していて震災の被害を目の当たりにしてしまう。
 そんな折,先週の夜中に起きた余震は正直気が抜けた。ある程度片づけにめどがついてきた矢先の地震。そして停電。夜中に響き渡った防災無線。救急車,消防車のサイレン。幸いというか復旧に向けてめまぐるしく動いてくれた方たちのおかげもあって,1日で生活は元に戻った。ごく一部だけだったようだが・・・。

 震災から1カ月。例年であれば,すでに始業式もおわり,恐らく学級開きをしている頃であろう。担任であれば,朝から夕まで,学級につきっきりの週でもある。まだ臨時休業。様々な情報が錯そうしているなか,入学式の看板設置の確認をしたり,壁面の装飾を考えていると新年度だなぁと感じる。

 同時に,美術室,美術準備室の掃除(整理整とん)もしている。恐らく明日にはめどをつけられそうだ。大きな机の絵具を溶かしてこすって,教卓の前で授業中の様子をイメージし,シュミレーションをしてみる。この座席配置でいいかなぁ?どんな座席の配置がいいだろうか?道具をここに置くと動きがスムーズかな等,授業の構想を練りもした。

 
 美術準備室で保管している生徒たちの作品。なんとか修了式をした際に返却してもよかったのだが,味気ないと思いそのまま保管をしておいた。すっきりとした美術準備室にもしたいし,同時に今後の余震に備えて,刃物類は全て箱詰めにして棚にしまった。石膏像は,ガラスケースにしまっておいたら,落ちることもなくきれいなままだった。今後の余震で飛び出さないことを祈りたい。

 暗くなってきたので,職員室でぼんやりしていたら,まだ福島県沖で余震。本当に体が麻痺している。震度5だったので,校内点検。帰宅後また部屋をのぞいて,「あぁー(=m=)一部だけど・・・」

 帰宅後,教育新聞に目を通す。知っている方も多いと思うが,この文科省からの子どもの学びの支援ポータルサイト
多くの人がのぞいてほしいし,活用してほしい。
by hakusuke | 2011-04-11 21:00 | 職員室から?