「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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配色カード

 今1年生は文字絵に取り組んでいる。卒業式練習に伴い、学級によって進度に差があることが難点。こればっかりはしょうがない。

 最近、教材として見直ししたいものは配色カードである。配色カードは便利。生徒たちも「色のカード」として当たり前のように使わせている。個人購入はさせていないため、備品として購入されていたものに少しずつ買い足しをしている状態だ。
 今使用しているのは129色カードだ。しかし、129色カードの難点は、色をたくさんつくりたい希望がある生徒の実態にあっていない。物足りないこと。配色カードにある色だけ。つまり、129色だけの色合いで図案を整理してしまうこと。逆に色数が多すぎても、色の指示をすると、配色番号から色が見つけられず困惑する生徒もいる。

 「色はもっとあるよ!」と、説明はするのだが、生徒たちはカードをペラペラめくり自分の図案をまとめていく。「この色合いだといいなぁ」「こんないろにしたいなぁ」この思いは大切にしたいところだ。たいていどの学級でも数名の生徒に、「先生、なんか色がない!」とも伝えられる。「んーないのではなくて、もっともっと色があるのだけど、このシリーズには129色しかないのだ。どんな色がつくりたいの?」で話を聞く。
 
 また混色事典といったものも活用しているのだが、配色カードと併用させるとあっちこっちみてさがしてはメモする生徒もいるので、どことなく大変そうだ。

 190色もいいのだが、これにすると40セット購入するはめになるので予算がないな。また、色がありすぎて混乱する生徒もいるので、支援も必要だ。

 まぁ、色をつくってみたいといった思い,願いを受け止め励ましていきたい。
by hakusuke | 2012-03-02 23:55 | 2012自分の授業