「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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第27回 東北青年塾 ~チームビルディング~

 東北青年塾にて、チームビルディングを体験しきた。講師は札幌の岡本洋一さんである。会場はエルソーラ28階。眺望が素敵です。以前隣の部屋にて諸富先生をお招きしたときがあった。このときは一方向だけだったのですが、本日の会場は、東・南・西まで見ることができたこともあり、参加者がけっこうこの眺望について、ツイッターで投稿していた。
第27回 東北青年塾 ~チームビルディング~_a0074653_22171741.jpg



 事前にチームビルディングについて書籍で予習というか読んでみたものの、やはり体験すると違う。輪をかけて、新年度が始まってから帰宅時間が遅くヘロヘロしていたこともあり余り頭に入っていなかったこともあるかもしれない。


 『ストロー12本をグループ内で高く立てよ』
 色々なルールがあるのだが、今回は
 ① 1本のストローは触れてよい。
 ② はさみ1つは使ってよい。
 ③ 話し合い時間15分(20分だったかも)4分で完成させる。
 ④ 10秒は立たせ、キープさせよ。

 我がグループはアイデアは物理的に◎だったと思う。しかし、役割分担がいまいちだったかもしれない。ついつい遠慮がちになってしまった。
 
  この振り返りが大切なのだと改めて考えさせられた。

 『1名抜けて、新しいグループを一つつくる』
 ① 自薦というか立候補はNG
 ② 多数決はNG
 ③ 力ずくで移動はNG 


 我がグループは、余り思いつかないようなクエスチョンを7つ出してみた。当てはまるものが多い人が抜けることに皆で同意。『皆で』がキーワードだ。7つだったら、3名があてはまる。その後3つ質問を加えたところ、当てはまる数が多い▲先生が抜けることが決まった。

 こちらも、皆が納得できるということがキーワードだ。確かに、学級や学年団で動く際にグループきめをしたりするときに上手くいかないこともある。このようなときに、いかに皆が納得してグループをつくることが必要なのだと思う。自薦はあっさり決めることはできるが、自薦をした人は妥協が背景にあるものだ。今後、大いに参考にしたい。

 もう一つワークを行ったのですが、今は記しません。成果だけ・・・。
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 いずれにせよ、チームビルディングというか、このファシリテーションで参考にしたいことは、同じ同士の枠の中でお互いに共有し、お互いの協同意欲を促進したり、コミュニケーションを取りやすい環境を整えることだと感じた。同時に、自分が目の当たりにしている生徒たちにはコミュニケーションの不足というより、どのようにコミュニケーションを取ればよいのかわからずじまいの生徒も多いように感じる。今回自分なりに得た学びを、今後、学校という現場に還元していきたい。
 ↓会場にて、岡本さんの解説場面。
 
第27回 東北青年塾 ~チームビルディング~_a0074653_22221680.jpg

by hakusuke | 2012-04-07 21:43 | 研修会