「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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いちばんやさしい教える技術

 書店だとビジネス書コーナーに置かれている本かもしれません。すでに理解している内容も記されていました。私(指導する者)理解しているものの、生徒(教えられる相手)がこれを理解し行動にうつせていなければ、この本でいう「教えた」にはならないのです。

 読んでいて、ちょっとメモしたのは「運動スキル」「認知スキル」「態度スキル」といったスキルについてでした。美術は「運動スキル」にあたりとのこと。巻末にかかれたことをあげると、
① 最初はやさしい課題からはじめ、ハードルを少しずつあげていく。
② 相手をよく観察して、すぐにフィードバックを出す。
③ 今のレベルよりも少し高いレベルを設定して練習を楽しくする。
④ ご褒美やサプライズをつくる。

 ちょうど1年生はモダンテクニック技法の体験学習が終わり、個人制作になったところです。

いちばんはじめは、体験して「わーい。おもしろい」でした。今は、②にあてはまる内容です。アイデアを練り、構想をもとに助言をしているところです。フィードバック。次の課題は,アイデアが整理されたまとまった生徒は、自分の考えた技法が適当なのか試作をします。そして本番の作品にとりかかります。つまり、練習を楽しくするとでもいおうか。
 ごほうび、サプライズは?となるのだが・・・。これはおいておきましょ。v(^v^)v
 
 
by hakusuke | 2012-06-13 21:04 | 本-教養