握りやすいペーパーナイフ(振り返り)
2014年 03月 04日
1年生のこの題材の反省点。自分自身の課題をメモ。
1・題材名と仕上がった作品について
題材名は『握りやすいペーパーナイフ』である。だから、握りやすい形をもっと深く考えさせるべきであった。握りやすいということは、恐らくもっと形はシンプルになるだろうし、手の大きさを考えさせることで,握りやすさということに気付かせられたのかもしれない。段ボールでも良いから、一度手になじむ形なのか?試作をさせることも大切だった。
握りやすいペーパーナイフものもあれば、格好いい形。しかし、握るには?でもさっくり紙を切ることができるペーパーナイフがちらりほらり。
2.小刀の使用について
一応、授業中のルールを守り活動していたので、大きな怪我ははなかった。男子生徒に、各グループで必要な小刀の受け渡しをすることで、落ち着いて学習に取りかかることはできた。今後も気をつけさせていこう。
3.切れる形を気付かせることについて
これは大きな課題だった。実践事例を紹介することはできても、やはり自分の手で、木を削って,削ってみて、適度な厚さになったところで試し用紙を切らせて確認させた。図では説明下者の、何故,この形だとさっくり切れるのか?全体で考えさせる時間を作っても良かった。どちらかというと、グループ毎に机間指導で助言したことが多かった。
4.展示方法について
相変わらず,台紙に貼ります。近々廊下に180名程のナイフがずらりと並ぶことでしょう。今回は台紙はあえて白のみ。固定するモールの色が複数あり自己選択です。『握りやすいペーパーナイフ』という題材名なので、どんなところが握りやすいのか?触れて確認させる展示方法にすれば良かったかもしれない。つまり、展示方法の改善が必要でした。どのようにすると、握りやすさに気付かせられる展示ができるだろう?今後の課題です。
3月4日現在3学級で展示の準備ができました。作品に関しては大方、満足しているよう。