「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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中学校美術Q&AIn宮城(感想)

 中学校美術Q&AIn宮城が盛会に幕を閉じました。加藤さんに感想だしそびれというか、毎度短時間でまとめられないので、一通り聞いての率直な自分の感想です。主観強いので、会場の様子を知りたい人は、中学校美術ネットを覗いてください。
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 竹内利枝先生。
 21世紀型スキル。私も関心はあるし、会場で紹介された本も読みかけです。線引いては、正直アホな私は「??」と思いながら読んでいる。21世紀型スキルは、今の子供たちに必要なことであるし、自分の実践を振り返りを大事にしたい。表現活動に関しては,未だにアナログ的な取組は好きなので、題材から21世紀型スキルについてもっと私も勉強する。

 宮崎敏明先生。
 今回の会場地で唯一の小学校校種からの提案。輪を掛けて、東松島市宮戸といった地域。震災、震災後の状況等を聞いていて、地域の方たち,現場の先生のことを考えると本当、涙が出そうだった。震災後の沿岸地域の方たちのことを想像すれば本当、内陸に住んでいた自分は無力だと感じてやまない。子供たちの作品、取組から地域の大人たちも変える実践。本当聞くことができて、参加した会があった。たくさんの児童の作品も用意して頂きありがとうございました。

 山内宏泰学芸員。
 私は県民だし、リアスアーク美術館にも出向いたこともある。卒論の時に遠路はるばる出向いたたなぁ・・・と思いながら、美術館の学芸員として、財政面をはじめ運営に関わる苦労、地域と美術館との関わりを時に笑いのある話題は興味深かった。今までリアスアーク美術館に関わってきた方の苦難も、本当ねぎらいたい。何度か出向いてはいるが、県民は1度出向く価値はある美術館である。

 鈴木雅之先生。
 校内に美術館同様生徒たちの作品が見られる環境。そして、見て感じたことをコメントを記し伝え合う生徒たちも素敵だ。先生の人柄が、生徒たちの作品に取り入れられているのだとも感じた。生徒たちの作品を、「見てください!」「コメントを書いて励ましを!」とあれだけ全面的に宣伝する、宣伝マンに教えられる生徒たちは幸せだ。

 相馬亮先生。
 尚絅大学の学生になった気持ちで、発表を聞いた。小・中・高と現場を経験しているからこそ、今の相馬先生が学生に教えられるのだろうなぁと感じながら聞いた。学生たちに、表現することのすばらしさであったり、様々な美術教育を受けてきている学生たちの美術に対する意識、視点を見直すきっかけを今後も授業を通して伝えていって欲しい。

 池野吉洋先生。
 珍しく緊張気味。毎度拍手をおくってやまないが、先生の行動力は脱帽だ。でっかく行動力とでも記そうか。そして,生徒たちが付いてくるから素晴らしい。生徒がきれいと感じる「色」であったり、作品の「形」であったり、静と動がある授業を考え提案しているからだろう。
 生徒たちが市内の美術部たちが関わった東北芸術工科大学への中学生への関わりは、今後また教えて欲しい。時間不足でしたね。

 高安弘大先生。
 美術館との取組。守衛さんに名前を覚えて貰うくらい通い詰める取組は見習いたい。小規模校であり、地域を生徒たちの学習を通して巻き込む。生徒たちはあれだけの大きな作品を,本当想像を膨らませ、実際作品を目の当たりにして、圧巻されたに違いない。
 メディアを使うことは、はっきり言って私は尻込みしてしまう。でも、目立つことが大好き高安先生だからこそ、動いちゃうか?と思う。

 上野先生、東良先生と岡田先生、有賀先生。感想はしばし考える。アホ文章で記すのも、どうか?もう少し整理したいし、提案して頂いた内容をしっかり受けとめたい。辛うじて,懇親会で上野先生に最新本ネタでハグされたことだけ記そう。

 佐々木晃校長先生。
 宮城会場をぐいぐいと引っ張ってくれた。宮城でやると聞いて、正直、人集まんないだろうと思っていた。6月7日ぐらいに事務局に問い合わせたら、40人いるかなぁ?といった返答で、やっぱり・・・って思っていた。しかし、100人以上集まりました。懇親会会場も変えざるを得ないくらい。本当、早期からあちこちに宣伝して頂き感謝致します。2016年を目指し宮城も頑張りましょう。

 事務局の3名先生。
 毎回,運営ありがとうございます。今は勤務校の生徒にどのように還元できるのか、しばし整理する。やはり、場,時間をを提供して頂くことでつながりを生みます。ネットだけのつきあいだけではなく、直接多くの人と話を聞くことができる場は貴重です。

 もっと考えているけれど、率直な感想です。しつこくも、この書き込みを読み気になる人は、中学校美術ネットを覗いてください。また、今後のQ&Aに参加してあのライブ感を体感して欲しい。そして、参加した自分はこの自主的研修会の良さを、参加していない方へ配信することも大事にしたい。




 





 
by hakusuke | 2014-06-22 20:05 | 研修会