「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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Q&A宮城 自分振り返り

 Q&Ain宮城が盛会に幕を閉じたことは拍手。拍手。会としては、幕は閉じてしまったわけで、行動に移すことは大切であり,大事にしたいこと。既に中学校美術ネットには、この夏に開催される
島根、大分、大阪会場についてアップロードされている。会場でも紙面パンフは配布されていた。
 
 このような会に参加すると、満足感を得られると同時に自己嫌悪にも陥る自分もいる。一時満足感に得られ、同時に現状を冷静に見直すと反省多々。凹んだり、立ち上がったり、なんとも感情の起伏が激しい1週間になりそうなので、我が校の職員室の皆様。お手柔らかに。

 今回のQAも、わりと成功授業例が多かった。だから自己嫌悪に陥った。決して、成功事例を聞くことがマイナスに捉えているわけではない。自分ができていないから悔しいと思う。ついでに記すならば、Q&Aに初参加した方は、発表者の皆さんは全て提案されたようなパーフェクトな授業をしているわけではないことを心得て欲しい。思い通りにならなかった授業もあるはず。QA秋田でも「失敗体験談しちゃおうか!」といった案も浮上したぐらいだ。授業で上手くいかなかったからこそ、今回提案されたような授業実践が展開されているのだ。

 辛うじて、改善できることを少しずつ自分メモ。
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1.展示の見せ方、生徒作品の紹介を改善する
 会場校の鈴木雅之先生の取組は本当すごい!につきる。私自身は,同じ学年・同じ題材の作品を一斉に掲示することは多い。だからこそ、校内に生徒作品を掲示することの意義であったり、掲示の工夫を今一度見直ししたい。校内の随所に生徒の作品を展示することや,「生徒たちにの励みになります。コメントカード書いてください-」は参考にしたい。今の自分は展示する。日直,美術室をのぞきに来た職員に呼び止められる。説明するで終わっているから、生徒、職員も感想が記せる空間づくりが必要。

2.学習意欲を喚起する働き掛けを改善する
 美術教室の環境から、学習意欲を喚起する方法は様々にある。指導要領にも記されているが、東良先生、岡田先生のW講演(最後まで東良先生がおられたことはびっくり)で意欲を喚起する事例は紹介されていた。班ごとに技法ボックスカードを渡す事例、素材ボックスからつくりたいものにふさわしい素材、材料をを選べる環境整備、壁面に示す等々。会場校では、絵の具を、色ごとに分類していた。窓際に、道具や画材も分けて並んでいた。
 個々の生徒が主体的に考え,実現できたり,思い描いたりしたことが表現できる学びのある環境を検討したいし、生徒に使いやすい環境を考えさせたい。自分が使いやすいとちょっと違う。

3.指導要領を知ること,読み解く
 昔の指導要領に比べると、今の指導要領の内容はとても分かりやすい。しかし、2人の長官から、具体的な授業実践例を紹介して頂いたり、解釈について説明を受けたりすると、自分が捉えていたことの解釈違いであったり、意図していることに気付くこともできる。
 過去に聞いた講演内容であろうと、その時の意識の違いで「なるほど!」はあるので、本当少しでも自分の授業として捉え、理解したい。

4.つながりを大切にする
 さすがに美術教育に関わる知り合いは増えた。美術の学会以外の場に足を踏み入れるとめちゃくちゃアウェー。子ネズミ状態の自分。しかし、面と向かい実践について話を聞いたり、伝えたりできることがつながりを生む。今回は、初対面となる方もちらほら。同時にこのブログを読んでいた方が,声を掛けて頂き驚く。基本的に小心者なんで、お手柔らかに・・・。「嘘こけ!」といわれそうですが,本当小心者です。
 今後は、20代の先生方や学生さんとの接点を持つことも大切にしたい。本当、学校現場で20代組は大変だ。様々な校務分掌もあり、経験が不足していることも含め、校内のあれこれに時間がかかる琴は当然だと思う。だから、ちょっとでも助言できる教員でありたい。学生さんに関しては、可能性を秘めている方たちでもあるので、まず学校現場の職員が学生に歩み寄りたい。


 まぁ、今週いっぱい評定計算するし、通信票やら遠征やらあれこれあるので、これぐらいかな?無謀なことはしません。今の自分ができることで動きます。あとは、学期末なので規則正しい生活はいつになく無謀に等しいが、体調管理だけは心掛ける!
 
 
by hakusuke | 2014-06-23 00:04 | 自分のこと