自然に目を向けて
2014年 10月 25日
都市部に比べて、郡部の方が断然歩く人は少ないはずだ。通学手段にしても、移動距離が長いから、多くは車に乗せられる家庭は多いと思う。生徒の通学手段を見ていても,校内の半数は車通学だろう。朝はご両親が運転する車に乗せられ、帰路は、おじいさま,おばあさまが向かえだ。自分自身は,車で送迎された経験が無いから、放課後は、公衆電話に並ぶ生徒、迎えに来るご家庭を見ると、ただただ感心だ。
2週間ほど前に、「地域の自然に目を向けて」といったお題を生徒に課した。課題を出すにあたり,事例を紹介時、結構、楽しみ事例を見ていた。「夕日とススキってきれいだよねぇ」「落ち葉一杯落ちているよね」等々、隣同士の生徒と話題にもしていた。田畑に囲まれた勤務校ではあるけれど,意識させる、意図的にしかけないと,生徒たちは自然に目を向けないと思う。車通学の生徒なんぞ、たまに車内で携帯電話いじっていたり、ゲームしている間に学校前だもの。
ぼちぼち,この課題は点検するけれど、どんな視点で見つけてくるかなぁ?
話は全くもって変わる。
今の時期、勤務校の部活動終了時刻は16時45分。ほとんど活動する時間はありません。基礎トレーニングぐらい。大概の運動部は今の時期同様だろう。運動部担当の私は、土・日どちらか部活動にあてている。
部活動指導は正直しんどい。特に外の部活動だから,寒がり、光(日差し)苦手な私にとっては、しんどい。しかし、何かしら外の景色を眺めたり、自然に目を向けたり、季節の移ろいを感じたりもできる。渡り鳥が上空を飛ぶ姿を見たり、植物の色を楽しむ。PC画面とにらめっこの日々が続くと、外での活動は、気分転換でもある。全く別の空間だ。
自然に目を向けることって大事にしたい。そして、自然をネタに題材を作るぞ!明日も部活動だ。来月、遠征も控えているし,気合いを入れていきましょう。