「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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中学校→高等学校

 小論文練習していると,文章で簡潔にまとめなくてはいけないため,自分が行った指導方法を振り返ることが多い。久々の高校生相手は,私はよい経験をしていると思う。
 生徒たちは,出身中学校で,美術の基礎的表現を身につけてきたか?指導を受けてきたか?これは,小学校から中学校に入学したばかりの1年生に指導するときと同じ感覚に似ている。美術を履修している,生徒たちの出身中学校は,15校ぐらいであろう。そして,私が務めた中学校の生徒たちが,各学年に10名~15名在籍している。

 生徒の出身中学校を名簿で見ているからなのか,表現している生徒たちを観察していると,生徒たちの中学校の美術教師が一瞬よぎる。美術に限らず,会議や部活動等でお世話になった教師たちの姿も。美術教師としてもよき指導をしている方々だったからこそ,基礎的な表現は,学習してきているはずだ考え,悩むことが多い。たまに,発達年齢に不釣り合いな表現で提出しようとする生徒がいると,爆発しそうになる。
「○○先生の美術で,教えられているだろう!!」とついつい言葉を発しそうな自分がいる。あぁくわばらくわばら・・・・


 中学校3年間で115時間の少ない美術の授業時間で表現してきている生徒たちだからこそ,1年間で60~70時間の美術の授業時間と増えて,表現できていない生徒には,もう本気で怒りたくなる。「なめられたらいけませんから,怒ってもいいですよ。」と校長さんにも,教務部長にも言われたから,本気で怒りつけるかもしれない。高校生だから泣かないと思うが,本気で私を怒らせたら・・・・。あぁ以前の指導を反省する自分。

 点数で,切り捨てる?いわゆる赤点です。そんなことはたやすい。何となく,生徒たちに,この中学校の美術の授業時間や制作時間で表現していたことを,気付かせたいと感じている。

さぁってあと少しで,終業式;@教員採用試験だ!




 
by hakusuke | 2006-07-21 18:09 | 自分のこと