「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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講師経験から学びたいこと

 以前の記事に,私の教壇生活についてのはじまりは,数回書いている。機会あったら読んでください。中学校講師について書きましょう。大学4年生,美術教師目指したい人は参考程度です。あとは実践あるのみです。

 高校勤務終了後,中学校で,39名の初担任を経験する。色々な意味で,問題のあった学年でもあり学級でもあった。冷静に話を生徒ちゃんと話を聞く,悪い子ちゃんたちではないのだが,色々あったのだ。他学年は,我が指導学年の状態ではなかったから,まぁ色々・・・。
 人の話を聞く・聞かせるといったことからの指導の日々。美術教科指導以前の問題の方が多々あった。通勤距離も随分あったし,朝・夕早い遅い,保護者への対応,部活動トラブルなどなど苦労した経験の数,今非常に指導が楽だと思える。ある意味,上司・同僚に感謝したい学校である。そうでもなければ,職人に戻っていたと思う。

 講師のメリットなのか分からぬが,多くの経験をしておくべきだと思う。別に教員にかぎらずだろうけどね・・・。苦労しすぎる学校現場も考えものでしょうが,所詮講師である。教諭だったら,世間の建前上問題教師扱いになるかもしれないけど,私は挫折を味わうことも大切だと考える。私なぞ,しょっちゅうだから,挫折麻痺しているのかもしれない。教壇立ち初めて,数年は苦労した方が,のちのち,こんな指導仕事は楽勝!!と思えるときがくるかもしれません。
*「所詮講師」について発言自体問題なのだが,私自身,「講師」と「教諭」に職とで,一線置いて考えるときもあります。所詮講師といった言葉に不満な方ごめんなさい。

教科指導・・・「美術」をはじめ1人で指導している学校は多い。分からなければ,同僚に相談,もしくは近場の美術教師に直接相談する。

生徒の問題行動・・・一人で悩むべきでない。解決しない。

保護者への対応・・・一人で悩むべきでない。解決しない。上司をはじめ,先輩教師から,若いからこそ指導うけるべきだ。

職場内での派閥?他教師との相性・・・これも一人で悩むべきでない。

特別支援教育に関わる?・・・機会あれば,特別支援教育に関わる現場に携われると,生徒や保護者,地域とのかかわりを含め勉強になると思う。時代が時代だしなぁ。私は,担任経験できたことから非常に,勉強になりましたけどね。

通勤距離遠い・・・引っ越し面倒で,私は片道50km前後通った。帰宅後,バタッ!寝る日々でしたけど。非常勤時代はもう少し通勤距離あったはずだ。そんな些細なことで悩んだら,講師は務まらない。

 この考えは,人により解釈はそれそれあってよいでしょう。人事でもないから分からないけど,多くの教員採用試験に関連する情報・雑誌をはじめ,都道府県から発表される,教員採用で求められる人柄と照らし合わせながら,ホウ・レン・ソウを連想させてください。
ホウ・レン・ソウこれまた意味分からぬ人は,上司に相談しましょう。自分への勉強!
by hakusuke | 2006-08-18 22:51 | 講師経験者から 助言!