講師として必要な教科
2006年 08月 22日
◆上司との炉辺談話から◆
「音楽講師と美術講師。講師として学校で採用するならばどちらが欲しい?」と,中学校に勤務していたとき上司に質問したことがある。「怒るなよ」といわれ,「俺ならば,音楽講師をを選択したくなる」と言っていた。理由は,音楽は,儀式的行事で終礼,歌唱指導,合唱コンクールでの専門的な指導が期待される。しかし,美術に関しては,免許外指導でも,技術が得意,美術が好きといった校内の職員でも無理すれば指導が可能だからだそうである。専門教科として指導する側としては腹立つ話でもあるが,中学校に数年勤務していたこともあり,私は納得できた話だと感じた。ある意味,おだて話は好きではないので,すっきり?した私でした。
ついでに再質問を投げかける。「では,技術講師と美術講師だったならば?」「俺は美術」理由も聞く。「美術講師と免外指導で,何とか技術・家庭は対応できるような気もする。ただ,美術と免外指導者は,持ち時数的に厳しいだろうけれど・・・」うーむ。技術志望する講師には悪いが,何となく理解できた。現勤務校の話ではありません。私も,技術と保育は免外指導経験しました。
注)あくまで,この上司と私の炉辺談話です。内容に,不快感を感じた方は無視してください。
では,美術の教科性を生かすならば何ができるだろう?