ある意味道徳活動かな?
2006年 10月 21日
表紙には,作品のよいことろ,工夫されているところ,自分にはできないことを記してみましょう!からかいの発言はやめましょう!と記しておくだけ。
校内の生徒が荒れていようが,置いておりました。落書きもされた時もあります。これも,あえて生徒指導のひとつかなぁ?と感じていたので,ぶら下げておりました。
落書き発見後は,あえて授業中に,各クラスで指導しております。落書きしただろう生徒が予想つこうが,あえて出しません。「これを描かれた人の立場を考えてみましょう」どのクラスでも,この時ばかりはシーンとなります。自分の感じたことを教室内で発表する生徒もおります。その後,落書きはなくなります。○○恐怖の指導時間となる・・・恐ろしや(合掌)
ある学校では,3学年が下級生が不快感を与える文章を書いている現場をみつけ,助言しておりました。落書きした生徒は,反省していた様子も伺えたので,私はあえて叱ることもなく,指導せず。3学年生徒には,「さすが最上級生だけある!」と褒めた。
本気で反省した生徒は,あとから自分が書いたことを伝えに来ます。これは,生徒にとって非常に勇気のいることでしょう。反省して来たわけで,叱りすらしません。
お互いが気持ちよく鑑賞できる場って大事だと思います。教科指導しつつ,道徳観は大いに養われるだろうと感じながら指導しておりました。
さて,勤務校に肩をもつわけではありません。教科指導している生徒を見る限り,相手に思いやりをもって接することができる生徒達だなぁと感じている。県内にある高校の大学進学率での実績を他校と比較してみても,圧倒的に低い。第2期の成績結果みても,「オイオイ。私の高校生生活より悪いの随分いるなぁ・・・」とため息。
しかし,進学実績以上に,人に思いやりをもち接することができる生徒達は,他校の生徒以上に褒められることだと感じている。「道徳」の時間がありませんから,教科で指導するしかないのです。
★下に書いていた話題ですが,あえて別エントリーしました。