美術用語の基礎確認!
2006年 12月 06日
1 次の語句を簡単に説明しなさい。
(1)堆朱
(2)デペイズマン
(3)大首絵
(4)校倉造り
(5)ゲルニカ
↓解けましたか?一度自分で紙に記してから答え合わせしましょう!
(1)堆朱・・・・・・朱漆を育祖にも厚く塗り重ねて,底に文様を彫りだしたもの。鎌倉・室町時代に中国から伝えられた。
(2)デペイズマン・・・環境を変えるといった意味で,本来あり得ない所にあり得ないものがあることによって,奇怪な感じを起こさせることで,シュールレアリスムの手法の一つである。マグリットが用いている。
(3)大首絵・・・・・浮世絵で人物の上半身を大きく描く画面形式。舞台上の役者の表情を間近で見たいという観客の要求から,まず写楽による役者絵にみられ,これを歌麿が美人画に用いた。
(4)校倉造り・・・奈良の正倉院に代表される,木材を井桁に積み重ねた建築工法。木材が雨期には膨張し,湿気を防ぎ,乾期には収縮し通気性よく,正倉院御物の保存に好結果をもたらしている。
(5)ゲルニカ・・・1937年,パブロ・ピカソ作。ゲルニカとはスペインの都市の名で,スペイン内乱時に,戦争の残虐さに抗議して2ヶ月間で描いた。キュビズムやシュールレアリスムの手法により描かれた悲しみに満ちた画面は,人々に強い印象を与え,平和を求める世論を盛り上げた。
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