1枚の写真からはじまる運命
2006年 12月 16日
一枚の写真とは,硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げようとする海兵隊員の姿である。
この一枚の写真で,世界で最も有名な報道カメラマンとなり,報道写真として「ピューリッツアー賞」を受賞した。AP通信のジョン・ローゼンタール(1911−2006)この写真の意義は大きかったことが,映画を見て感じとった方も多いだろう。
勝利のシンボルとされたこの一枚の写真のために,時代の英雄となってしまった兵士達。
この時代の政治家の策略に,うまくのせられてしまった3人。戦費調達のためにむなしい行脚。
戦争に振り回された兵士達の歩む,それからの人生。 3人の戦後はよき運命に繋がったか?というとそうでもなかろう。
淡々とドキュメンタリーを見ているような戦争映画だった印象が強い。
☆映画見た直後の感想