シャーロットのおくりもの
2006年 12月 23日
もともと原作はE. B. White(E.B.ホワイト)が記した書籍を読んだ経験があること,ミニブタ飼いたい私は,早く~上映してよ~の映画でした。まぁ,私クモ嫌いではないけれど,クモ嫌いの方はお薦めしません。CGといえど,映画館でアップのクモのカット見たら失神するかもしれん。原書はよいですよ!英語苦手の私でも訳して読めた内容です。
さて本題にうつろう。まだ上映はじまったばかりだから,ちょっとだけ・・・
クモはみんなの「仲間にされない」=「嫌われ者」である。しかし,友達をつくろうと手を差しのべる子ブタのウイルバー。ウイルバーから,馬,牛,アヒル,羊,ネズミたちが命を守るためのアイデア会議や応援を差し向けるべく多くの協力者たち。もともと,自己中心的なネズミも,最後大活躍!
命ある者を大切にしたいと思う優しい心の持ち主のファーン。友達がいないのでは?と心配する保護者。実はファーンには大切な友達がいるのだが・・・。
いじめ問題や,児童・生徒の自殺問題が騒がれた本年。私は是非児童と共に保護者もみて欲しい映画だと感じた。「命」とはそして命あるものの,いつかは訪れるだろう「死を迎える」ことについてきちんと教えている映画である。母親のような友だちのシャーロットから教えられ,理解する幼いウイルバー。また,ウイルバーから多くの友だち・仲間をつくることができたシャーロット。またシャーロットの生まれ変わりから友情がね・・・。
「シャーロットのおくりもの」でエンドディング・テーマの”Ordinary Miracle”を歌ったシンガーソングライターの”Sarah McLachlan(サラ・マクラクラン)”は2006年のBroadcast Film Critics Associationで最優秀歌曲賞にノミネートされたそうたようだ。私は,入れ替わり制の映画館でみたこともあり,上映はじまる前,この音楽を耳にしていた。ほんわか~な音楽だなぁ・・・と感じつつまつこと10分。
映画上映最後まで残り,クレジット見ながら,日本語訳もぼーっと読み,「いい日本語訳だなぁ・・・」と感じながら読んだ。
映画の子ブタは予告編見ていても,「わぁぁ!ミニブタやっぱり欲しい!」衝動に駆られるほどとても愛嬌もあり,表情がかわいい!撮影に随分と子ブタを使用した秘話も載っていた。
パンフレット読みながら,改めて豪華ハリウッドスターが声優を務めていたことに驚く。「ロバートレッドフォード。うぅんちょっと年くったなぁ」ついでに記すならば,このぬいぐるみが欲しいと感じたし,あまりアニメ版(あったなんて知らなかったけど)のウイルバーかわいくないなぁ。