教員採用試験受験者!そろそろ勉強開始しよう!
2007年 02月 15日
匿名といった内容で記せることから,教員採用試験掲示板の中には,講師の方たちの,教員採用試験や,勤務内容の愚痴もつらりつらりと読み取れる。「記してよいこと・悪いことをもう少し判断すべきではないか?」と感じてしまう内容もある。ちょっとがっかり。
あれこれ不満を語ろうが,これらの行為が,教員採用試験の合格切符をくれるわけではない。お互いの心境について,共感しあうことはできるかもしれないが,決してプラスに働くとはおもえない。文句・不満があるならば,試験勉強に専念するしかないのだろう。まぁ,時に上司に愚痴ってみるのも大切なのか?私も過去の◎教頭にしているしなぁ・・・。
講師として一生懸命職務に専念することは素晴らしい。朝から夜遅くなるまで,仕事に従事している講師もいる。しかし,臨時職員なのだ。臨時だからこそ,時間に自分なりに仕事に割り切ることを覚え,勉強に専念すべきだと思う。一生懸命働くことは大切でなことではあるけれど,これが“教採合格”に結びつくとは思えない。
県外の自治体の臨時教員制度のことは,全く把握していない。宮城県の常勤講師が引き続き常勤講師をする際は,否応なしに退職願を出さねばいけない。俗に言う,“空白の5日”といったものが存在する。自分の履歴書を見直す。5日間だけの“在家庭”と記している期間が5回ある。今更ながら,「講師歴多すぎだろうか?」と,自分の過去を振り返る。
講師職であっても,教諭同様に,立派に仕事に専念している方もいる。献身的に勤務しても,採用するのは校長ではない。まれな事例だが,教育委員会の方々・学校長の配慮で数年同じ学校勤務できる講師もいるから否定できないのだが,基本的に臨時的任用教員は1年間の任期である。
1年なんてあっという間である。「昨年の雪が多い今頃,学級の生徒引率しながら入試結果見にいったなぁ・・・」,「雪で受験も心配したなぁ・・・」○ちゃんの結果と同時に試験勉強に気合いをいれはじめた時期も,今頃からである。あれこれ,1年前を振り返る自分。
そろそろ講師話もちらほら話題になる頃である。以前登録していたデータ破棄報告することを忘れ,県から電話連絡があった。丁重に事の次第を説明し,お断りする。某県立校長さんの口調が,がっかりした声に聞こえた。勤務校の校長さんにこのことを話をしたら,「毎年ふられます」苦笑いされた。
本年の夏に受験される方々。そろそろ本腰入れて勉強進めた方がよいでしょう。4月など勉強できたものではない。