授業を録音して振り返る
2007年 06月 10日
指導教官は厳しくも優しい方であり、私が授業している間、後ろでただただ授業を見ている。私は自分としては、“分かる授業”や一応練り上げた発問を行っているものの、やはり日々の授業に手一杯なので、生徒全員の細かな気づきなど取りあげられない時もある。「あのときは、○を褒めるべきだった」「あの場面で、なんであの質問投げかけたの?」など質問を受ける。図星なので、「ハイ。。。今後に生かします!」としか言えない。
数年前、私が某研究会で授業公開した際、ある先生が私の授業をひたすらビデオにおさめていてくれた。そのビデオは頂いたので、落ち着いて自分の授業を見直しができた。生徒の一生懸命に制作している部分に、私が気づいてやりとりがスムーズにできた場面、丁寧に制作していた生徒の動きに気づけなかった部分もあった。また、発問内容を聞き直すことで、もっと生徒にわかる発問投げかければよかったなぁ・・・などなど、かなり自分の指導を見つめ直すきっかけにも繋がった。自分の授業を見直しすることは恥ずかしいけれど、生徒に日頃伝えている“振り返り”は大切である。
自分の授業を振り返ることは大切なのだけど、1時間1時間で手一杯である。発問したときの状況など、1時間の授業を終えると曖昧になっていることが多い。ビデオ撮影が望ましいのだが、当面はボイスレコーダを用いて、自分の発問の投げかけ方や指示、発問から生徒たちが考える間など考慮に入れて指導していきたいと考えている。
うーん。授業づくりは日々勉強。