「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

試験日は自分を見つめ直そう!

 宮城県は、7月22日現在梅雨明け宣言はでていない。講師職の人も、試験直前だろうと、朝早くから県大会会場へ生徒引率。中学校で勤務している講師は、実践として勉強にはなるだろうけれど、本当に勉強する余裕がないことが課題である。自分も経験があるからこそ、何かしらこの常勤講師として務める者への試験制度の見直しや、試験日の調整することはできないのだろうかと感じてしまう。

 昨年を振り返る。はっきり覚えている。

 昨年は、適度な室温あり、後半楽天フルキャストスタジアムからホームランの音がちらりほらり。出題されたモチーフは350mlのポカリスエットの空き缶とA5の塩ビシート。質感を表す、缶はどのように加工してもよい等の条件付きの実技試験だった。今思い出しても、何を県教委の求めていた実技力はわからない。

 昨年は、周囲の薦めもあって高校に勤務していた。教採試験を終えた日の夜は、芸術科の打ち上げの日でもあった。教科の違う音楽を受験していた知人と打ち上げに出向くべく、待ち合わせしていた。

 待ち合わせ時間より、10分近く早く仙台駅コンコースにつく。講師として中学校4年勤務。高校は1年。自分の身分に悔しかったのか、はっきりとしない教採試験にむなしさというかわけわからなくなって、ただただ仙台駅コンコースにて泣いた。スーツ姿に、絵の具一式、運動靴など大きな鞄に詰めてボタボタ涙を流していた私は、とてつもなく怪しい姿だったはずだ。

 上司でもあり恩師と共に酒を酌み交わしつつ、数年受けてきた教採試験と違う。何か手応えを感じた平成19年度の夏だった。

 本年は教採試験の日。初任者研修の一環として、宿泊研修に参加している。「研修を受けにきた」と捉えるのではなく、「研修を受けることができた」と解釈してほしいと、センター研修の際に指導を受けた。全くもってそのとおり。受けたくても受けられない方がいることを念頭に置かねば行けない。
 平成20年度、宮城県・仙台市の美術希望者は79名。例年より少ない受験者数だけど、狭き門であることには変わりはない。

 教採試験の日。「何を児童・生徒に伝えたいのだ?」自分を見つめなおす日にしたい。そして自分に一言。叱ってくれる方に感謝せよ。何となくそう感じた教諭1年目の夏休み初日でした。

 さぁ!地区の教育課程。話題提供するより、話題提供受けたい方なんですけど・・・。資料〆切は明日の17時必着。


教採試験1次試験
平成19年度教員採用試験を終えて
話題提供者になる
by hakusuke | 2007-07-22 19:13 | 自分のこと