フラガール ~地上波~
2007年 10月 08日
こんなアホぼやきはさておき、仕事を進めつつ、流しっぱなしでつい見てしまいました。はははは・・・。私が幼かった頃、テレビCMで、このフラガールのモデルとなった施設は、常磐ハワイアンセンターといわれていた。それ故、スパリゾートより、常磐ハワイアンセンターと伝えられた方がしっくりくる。
以前、映画館で『フラガール』をみて感じた印象として、画面全体がくすんで見えたことで、どことなく、炭坑町を彷彿させたような煙たい雰囲気を、映画全体の色調で体感できたことである。時代考証も含めて撮影に取り入れたことと思う。また、炭坑町というかさびれた長屋(バラック小屋)が、スクリーンのところどころにみられたことも、過疎地であり収入が途絶えた町といった印象を受けた。全体的に、私が生まれる一昔前の日常的な服装が、どことなく懐かしさを感じさせた。
フラガールは、ダンス指導者の姿勢に感動した。悪いところは悪い!とした毅然とした態度で、相手に向き合うことであったり、成功させるために、本気で相手とぶつかり合うことは、指導者として、見習わなくてはいけない。
指導者として、自分の指導のいたらなさにはがゆさであったりもどかしさであったり・・・。影ながらイライラしている指導者は、まるで私のよう。プライドを捨て、時に生徒に頭を下げることも必要で、生徒と教師の信頼関係を構築することで、行事でも教科指導でも達成感がお互いに味わうことができるのであろう。
「フラガール」やる気を起こす楽しさと人情。それ故ヒットしたのだろう。あえて、常磐ハワイアンセンターと記し〆ます。