「5」という評価
2007年 12月 01日
まとまりませんが、私の考えとして、記しておきます。
ひねくれ者は別ですが、「5」の評価を与えられた場合生徒、保護者も嬉しいでしょう。絶対評価の今、4観点でAAAAの「5」といった数値を出すことに、私は考えてしまいます。
正直な感想として、「5」をつけてあげたい!与えたい!と思います。ただし「この生徒、そんなに美術に優れているのか?」と、自分の指導を振り返ります。振り返るために、マメに評価簿見直すわけです。評価をつける上で、かなり悩みます。悩まないように評価規順・基準表をがっちりつくるわけですが、やっぱり悩みます。
自分が指導している生徒たちに、5がいないわけではありません。こちらの目標以上であれば、それ相当の評価を行っています。
一番悩む評価は、鑑賞の評価でAをつける・つけた生徒です。
鑑賞場面でどのような活動やどのような働きかけができただろうか?鑑賞の時間活発に意見を交換したからAを与えるというのは安易です。美術館で作品を鑑賞するとき、活発に意見を交換するでしょうか?静かに心で鑑賞している生徒はずです。
作品感想として、文章が多く記せるから◎でしょうか?それも疑問です。文章を書くことが苦手な生徒だっているのです。PISA型読解力について読み直さねばいけませんね。
初任研でも質問した内容ではありますが、美術で現場で指導されている先輩教師の皆様、アドバイスをいただけたら嬉しいです。