「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

君の涙ドナウに流れ

君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956
旧ソ連の圧政下、自由を求め立ち上がる民衆と、その中で繰り広げられる恋愛、家族の絆、悲劇等、こういった題材は多いだろう。しかし、この映画は史実であり、役者の台詞から、考えさせられる シーンは多い。また、この映画の背景を知っている方たちは、まだ生存していることで多くの反響を呼んでいるらしい。

「自由」という言葉がどんなに重いか、どれだけの人の血や涙の上に国が成り立っているのか、自国に対して深く考えようとしない私は、映画に出てくる若者や市民の行動から考えさせられてました。

ハンガリーといった国を知ったところで何が出来るわけでもないけれど、その事件を観たかのように心に訴えかける映像は「知りたい」「知っておきたい」と関心を抱かせます。

多くの人々が亡命しなければならなかった内情、世界の情勢の中で置き去りにされたハンガリーの1956年。 その背景も勉強したくなります。

映画終了後、ジュンク堂にてハンガリーとソ連近代史に関する書籍探したのだけど、ピンと来るものがなく断念。この映画に興味・関心ある方は、リンクされているサイトからハンガリーの歴史的背景を多少読んでから鑑賞すると、深い鑑賞ができるでしょう。
by hakusuke | 2007-12-23 21:37 | 100本映画