コーチング~タイタンズを忘れない~
2008年 08月 03日
『タイタンズを忘れない』あくせくしていた先週,気分転換にDVD鑑賞をしました。事実,ヒューマンドラマ系の映画は大好きです。らくTSUTAYAにでもいけば,ヒューマンドラマ一押し!で取りあげられているでしょう。
内容は,1970年代初頭、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで実際にあったエピソードを基にしたスポーツ・ヒューマン・ドラマです。1971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、そして移籍してきた新監督は黒人だった。初日から喧嘩の嵐、憎しみ合い、傷つけあい、さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく。そして,地域住民たちも,タイタンズを応援しながら,人種差別に対する考え方が変わっていくといった内容です。
人によっては,人種差別を取り上げただけの作品と評価する方もいるでしょう。しかし,それ以上に,他者理解をするための方法であったり,自尊心を高めること,所属観等多くの問題を考えさせてくれる映画です。個人的には,学級の生徒たちにも鑑賞させたい映画だけど,この内容について理解できるのかは疑問です。
ラグビーの強化練習内容を見ながら,我が剣道部員の練習をもう少し,引き締めた練習をさせねば行けないと感じた次第・・・。