絵の町巡り準備と課題
2009年 01月 10日
絵の町巡りは,商工会主催で,保育園,幼稚園,小学校,中学校,町民の日頃授業や過程でで取り組んだ平面作品を町の商店に掲示して貰う企画です。昨年の内容や,町の方が記したブログを紹介します。
今年度の反省点は,年間題材内容でした。
1年生は,『切り絵作品』に早期に取り組んだので平面作品は仕上がり,貸し出すことができました。
2年生は,冬場に窓締めて篆刻をすると,粉じんひどいため4月~10月まで取り組みました。そのため立体作品はできたのですが、平面作品は終わりませんでした。つまり2年生は,提出できません。ポスターはいいできなのですが,残念。
3年生は,『自画像』貸し出しは可能なのですが,2月いっぱい展示するので,展示終了次第すぐに返却して貰わないと卒業式を迎えてしまいます。
結局,1年生・3年生の77枚の作品を貸し出したわけですが,商工会の方達からすればもっと作品は欲しかったことでしょう。来年度また,この絵の町巡りは行われます。年間指導内容の改善をします。
指導者として,私自身の課題もあります。
生徒達の作品を掲示するわけで,中には「(掲示は)困る!」という生徒もいます。困るという生徒は納得できます。絵の内容から,家族の写真を作品に貼りつけていたり,自分の思想を絵の中に盛り込んで描いたりしていたので,学校外の他の人には知られたくないなぁといった気持ちは大事にしてあげたいです。
課題は「いや!」という生徒たちへの指導です。「(掲示は)いや!」といった生徒作品は,自分が納得できなかった作品であったり,上手く描けなかった作品だったといった思いがあるのでしょう。このようなことを生徒達に思わせないように,指導者として納得いく作品づくりをさせることも大切です。「自分の作品掲示されているよ!」といえるようにする。
言葉として適切な言い回しではありませんが,『見る(鑑賞)に値する作品』として指導することも必要なのでしょう。曖昧な作品でOK(宙ぶらりんだとOKは出しませんけどね)ださず,頑張らせて取り組ませることも大切です。つまり指導は誰がしたの?ってなってくるわけで,私自身の教科指導力も問われてくるのです。
最後,「指導力」だの暴言ともいえる言葉でツラツラ綴っていますが,自分の指導方法も含め,改善すべきことは日々多々あるなぁと反省しています。
☆商工会と連携した企画展2008年2月