地域の美術館~高倉勝子記念館~
2009年 10月 11日
高倉勝子さんは、広島で原子爆弾を受け全身負傷した被爆経験のある方です。入り口からすぐに、「原爆の図」、は原爆が投下された時間、どんな思いで逃げたのか、水をくれ。水をくれといった巻物のように戦争の体験をリアルに描いた作品は、何か心をうたれました。道徳や鑑賞の授業で使えそう。今後地域にある美術館として生徒たちを何らかのかたちで鑑賞させたいと思いました。鑑賞する価値大です!!
また、母子像や親子、農村を題材とした絵が展示されていました。いずれにせよ、地域に根付いた作品が多数展示されていて、児童・生徒たちも心を落ち着けて鑑賞できると思います。
館内は中央にソファーもあり、アトリエを再現されており、落ち着いて鑑賞することができます。私は、とてもよい施設だと感じましたし、200円の鑑賞料金は安いのでは?
多目的室は、30名ほどが会議や作品展をひらく事ができるスペースがあります。市の図工・美術研修会でこの場所を紹介してみようと思います。
<余談>
高倉勝子記念館の前には、観光施設である春蘭亭もあります。春蘭亭は、映画『パンドラの匵』のロケ地として使われていたそう。まだ、『パンドラの匵』観に行っていないので、後で鑑賞してこようと思います。春蘭亭の前にあるのですが、今日は豊川悦司が来て何か映画の撮影をしていたようで、日活のトラックが何十台ととまっていました。ちゃっかり小学校にとめちゃったよ。
☆地域のプレゼン