スケッチブックの話題から
2009年 12月 28日
なんだかんだでやることはある。机周りを整理したり、パソコンの不要なフォルダ捨てたり・・・。コンコンで、宅配業者さん。「ありゃ??」
そう。私の元にも、武蔵野美術大学の三澤一実先生から、スケッチブックが届きました。
私は、画仙紙をいれていることや、墨の表現について表現事例が示されていて、「表現してみたい!」といった気持ちになれるだろうと感じました。勤務校の生徒たちの中には、墨の表現を好み絵を描く生徒も多くいます。2年選択美術のイラストレーション筆ペンで絵を描いている生徒も複数います。昨年の授業実践として、友だちの顔を筆ペンで描かせたこともありました。筆ペンは筆圧により、線のかすれや濃淡を表現することができ、良い教材と思います。
また、美術教育学会に所属している、松崎としよ先生の墨を使用した実践を読んでいたときに墨の可能性にも惹かれました。今、墨の色、膠、そして美術史との関連などなど、どのように表現に発展させていくべきか教材研究の段階です。模索しています。次年度の題材こそ、墨を生かした表現活動に取り組ませたいです。
私はF6の油絵のキャンバスの比率で記すならば、Fのタイプで描かせていることが多いです。また、スケッチブックではなく、『スケッチボックス』を教材にしています。このスケッチブックを作成している、親和紙業は巻物のような紙をつくっているよう。墨の表現で教材に使ってみようかな?
つづく・・・??