「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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新年度が始まって・・・

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 新年度。着任披露式、始業式、学級開き、対面式等があり、週末には授業参観もあって、慌ただしく過ごしていました。担任はわーーわーーーしているのに、生徒たちは立派で、掲示物作成にも不満も嫌な顔もひとつ見せず、協力してくれました。授業はあったものの、テストもありゆびおり程度の授業びらき。しかし、学校の時定も違うので、ペースをつかむのに精一杯な1週間でした。新入生の気持ちが分かった週でもありました。異動ってものは,色んな意味でエネルギーを要します。

 さて、授業参観の振替休業日を生かし、学区の散策。学区の歴史を知るべく町史を読み地域を理解しようと思ったのですが学校にありませんでした。何故だ?それじゃぁ,図書館に行けばあるだろうと思い,図書館に出むいてみたものの1冊のみで貸し出しはなされておらず、ざっと目を通してきました。あとは県立図書館。根本的に、資料が残っていないようです。何故だろう?そんなこともあって、ドライブ兼ねて史跡巡り。町の教育委員会がつくった掲示板に目を通す。記憶の片隅にある歴史を思い出す。のどかな地域の割りに,昔は戦場になったり、砦になっていた場所らしい。古い寺なんぞ立ち寄って石碑を見ると,都内から疎開して過ごしていた児童もいたことが分かった。

 今週から本格的に授業が始まります。私の課題は3年間を見通した年間計画の修正からスタートです。引き継いだ資料を基に、授業内容の精選をする必要があると思いました。あとは,自分自身の研修内容と照らし合わせて,計画を立てていこうと思います。前任校では取り組めなかった題材にも挑戦していきたいです。

 *学区内の老木に咲いていた桜はきれいでした。しかし、風と雨で散ってしまうかもしれません(TmT)
 
# by hakusuke | 2017-04-17 22:01 | 自分のこと | Comments(0)

片付けました

100点満点とは言い難いですが、異動に伴い多くの物品の選別、破棄をしました。もともと2部屋あった美術室が1教室になったこともあり、昭和のもの、備品台帳にも載っていない物も多々ありました。美術室の改革からスタートし、1年に一度ずつ何か教室環境、学校の環境整備にも力を貸してくれたことに感謝です。
この学校では、2度の研修も兼ねて、あれこれ自作教材、自己投資物品も多くあり、後任の方がどのようなものを要しているのか精査して一部残しました。実技教科なので、他教科の同僚に比べると、荷物が多いように思いました。同僚からは、美術準備室に行くといいものが見つけられると言われました。

いずれにせよ、新任地で自分の経験も踏まえつつ、地域の方との関わりを大事にして美術の楽しさに気付かせられるような活動を展開していきたいです。まずは冷静に。トップギアでいかないように。

あーーー涙もろいってやだなぁ。
# by hakusuke | 2017-04-01 09:36 | 自分のこと | Comments(0)

思考錯誤すること

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輪切りリンゴから構成
色を試す。構成を試す。押印する向きを試す。
この試すといった行為を大事にしたい。限られた授業時間の中で、どれだけ思考錯誤させることができるだろうか。試すことが多過ぎても、遊びになってしまう。適度な制約を設けながら、課題を達成できる楽しさを追求していきたいな。
# by hakusuke | 2017-02-06 21:29 | 2016自分の授業 | Comments(0)
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連続文様の授業では、自然物を単純化させること、単純化に表すといったことが難しいようでした。しかし、バナナやら貝、キウィ、シクラメンの花びらなど、生徒たちの身近なもののスケッチにはじまり、線を太くしたり、直線ではっきり輪郭線を描いたりしながら、ゴム印に表すことができました。
昨年までは、18色の色を自由に選ばせて押印に取り組ませていましたが、あえて2色で押印すると制約を設けました。色数を制約して、構成を考えさせるために、ノートに整理した内容を振り返る生徒たち。ただ押印だったら、中学生に学習としては物足りないです。ただただ自由に押印したわけではないので、「補色対比でまとめてみた!」「類似トーンだ」「●君の作品は、アクセントカラーもあっていいね」といった会話もちらほら。

さて、1年生は連続文様の授業が終わったら、最後の題材箸作りです。たまたま、書店で見つけた農文協出版から発売されていた箸の絵本は、作ることもさることながら、箸の文化についても触れていて、面白いです。毎年のことながら、「小刀使ったことがある人!手を挙げて〜」で、使用経験者数を確認する。予想通り、非常に少ないので、まず刃先がどこなのかから教えたいと思います。冗談抜きで、刃先を握ろうとする生徒もいるでしょう。痛いぃぃ。。。
# by hakusuke | 2017-02-05 17:19 | 2016自分の授業 | Comments(0)

浮世絵の鑑賞

 浮世絵の鑑賞を行いました。以前、ブリジストン美術館で鑑賞した、ドビュッシーの展覧会が印象に残っていて、何か授業で気付かせられないかなぁ・・・取り上げられないかなぁ・・・と、授業構想を練っている間に授業日になってしまいました。なんてこったい。課題は多々見つかったので、授業として進めた通りに記し次年度の改善策とします。
  
 授業開始前にドビュッシーの曲をかけてチャイムと共に号令。休み時間早々に美術室にいた生徒たちは聞いてもいた。いまいちだったかなぁ。生徒の中には、「何の曲だろう?」と感じた生徒もいたけれど、ドビュッシーの海長い。何処で区切れば良いものだろう?

 さて、今回は教科書に沿って、鑑賞を進めていきました。ジェームズ・ティソの『日本の工芸品を眺める娘たち』に触れながら、どんなことをしている?何を見ている?で質問。あまり適切な質問とは言えないです。じれったいけれど、ジィいいっと生徒たちが、教科書を見ている間黙っていました。うずうずしていました。

 歌川広重の『亀戸梅屋舗』とゴッホの『日本趣味」を比較鑑賞を行いました。また、北斎の『魚籃観世音』図とエミル枯れの『鯉文花器』の比較鑑賞も行いました。美術資料集を使用した補足資料があったことで、生徒たちは日本の作品が海外に影響を与えたことに納得していました。ただし、浮世絵の説明が浅かったこともあり、『亀戸梅屋舗』はさらっとしている、平面っぽいなぁ・・・、ゴッホの作品は、ベタっとしているような感じがすると発表した生徒もいました。版画といったことをもっと伝えたうえで学習を展開する必要がありました。少しフォローして、納得。

 『富嶽三十六景』の『神奈川浪沖裏』見たことある―にはじまり、一つ前の題材が漫画だったことから、「波デフォルメしている?」「山が奥にあって奥行きが感じる」「この奥行きって遠近法だっけ?」とあれこれ。和紙の手触りも楽しんでいたと思います。

 葛飾北斎については、私が説明するより映像で見せた方が分かりやすいと思い、歴史ヒストリアの動画を取り上げた。葛飾北斎の超人説や引越し魔、ペンネームがたくさんあり、ペンネームごとに作風が変わる等、社会情勢の解説もあり、結構興味深く感じ取っていました。また、社会の授業でざっくりと江戸の文科について触れていたこともあり、「あぁ」と納得している生徒もいた。ゲストの会話は飛ばして、大体23分程度。我が校の生徒たちは20分ぐらいの映像がちょうどよい。40分も視聴していると飽きてしまうので、授業の半分ぐらいを映像で紹介できてよかったと思いました。小布施の紹介や、北斎通りについても触れていて、出向いてみたいと自己評価カードに記している生徒もいました。

 富嶽三十六景も、46枚の絵を見せても飽きそうだったので、動画で3分程度にまとめられた富嶽三十六景の動画を視聴しました。構図の面白さに興味を示した生徒もちらりほらり。国立博物館で購入していた、富嶽三十六景ポストカードを活用しながら、鑑賞をしようかと思いましたが、動画でよかったです。

 あくまで、授業記録です。課題は多々あります。授業実践されている方は、忌憚ないご意見を頂きたいです。

 
# by hakusuke | 2017-01-24 00:37 | 2016自分の授業 | Comments(0)