「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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この世界の片隅に

 昨年末からじわじわと話題の映画『この世界の片隅に』を観て来ました。ネタバレ多々・・・(汗)

 本作を『戦争映画』というまとめて良いのか分からない。しかし、優しい画のタッチで描かれている。実際は、戦時下の広島・呉を舞台にした、そこで生きる人々の『庶民の暮らし』を描いた温かい内容映画でもある。


 『戦争』という題材を扱うと、どこか暗い笑顔が無いイメージが強い。しかし、この作品は全体的に柔らかいトーンやタッチで描かれていて、笑いであったりやほっこりしたりするシーンが幾度となくある。もちろん戦時下の映画だけあって、後半にかけて空爆のシーンや悲しい出来事もある。

 戦時下当時の慎ましくも何気ない『生活』を淡々と描きつつ、そこで暮らす人々の『喜怒哀楽』が豊かに描かれ、どことなく人の温もりが伝わってくる。恐らく実写ではなくアニメだからこそ、安心感を与えているのだろう。

 徴兵に食料難・空襲や大切な人の死。苦しくてもずっと暗く落ち込んでる訳じゃなく、美味しいご飯づくりにいそしんだり、ドジな出来事に笑ったり、一喜一憂しながら生きている。当たり前の事なんだけど妙に新鮮な主人公すずさんがいる。過酷な環境下、無いなら無いなりに色々と工夫し・人と人とが支え合い、1日1日を積み重ね生きている。そんな姿に、あの時代を生きた人の『気丈さ』が描かれている。

 この作品の最大の魅力は、主人公の女性『すず』である。ちょっと抜けた天然であり、ほんわかした雰囲気を振りまくことができる頑張り屋だ。18歳で、好きでもない男の元に嫁ぎ主婦となり、夫の家族と同居し、すずと対照てきな性格の義姉の取っ付きにくさにもめげる事なく、マイペースかつ健気に呉での生活に馴染んでいく。

 優しくてきめ細かいタッチが良かった。戦艦が漂う海が見える高台からの光景や、水兵たちが下船する暮れの街。家と自然豊かな周りの風景。風呂や土間なんかの生活感ある描写も、もっとじっくりと細部まで見たくなる。

 ほっこりする場面がある一方で、悲惨なシーンも容赦なく描かれている。後半は戦時下突入する時代であり、市街地にも何発もの焼夷弾や降りそそぐ砲弾の破片、連日の空襲に頭を押さえているすずの周辺のひとたち。不発弾の爆発により失ってしまったものなど。これから劇場で見る人もいるだろうから、不発弾で失ってしまったものは、記しません。
 
 観ている間、私の背後ですすり泣く方もいた。私は泣けなかったけれど、事実として受け止めたい。パンフレットも買ったし、広島に行こうかなぁ。
# by hakusuke | 2017-01-03 18:46 | 100本映画 | Comments(0)

伝統芸能文化展に出向く

 三井記念美術館に、日本の伝統芸能展に出向きました。我が国の各時代・各分野の芸能が伝承されていて、この伝統文化を保存、継承している方たちがいます。います。これらの伝統芸能「雅楽」「能楽」「歌舞伎」「文楽」「演芸」「民俗芸能(琉球芸能含む)」について、それぞれの魅力を分かりやすく解説されている内容でした。芸能部門別に、解説文は日本の伝統色でわかるように示されていました。
伝統芸能は支える人がいなければ、廃れてしまいます。しかし、美術品に描かれていたり、芸能に用いられたたものがあったり、作品に残っています。屏風には、中国の影響を受けただろう芸能が描かれていたものもあり、日本だけではなくアジア圏との関連についても考えることができました。作品としてみて興味深かったのは、三井家の雅楽おひなさまセット。精巧につくられた雅楽セットは、よくぞ作ったなぁと感じました。また、文楽人形の大きさと人形といえど衣装のすばらしさに、改めて驚いた次第。あとは、曲芸?江戸時代にも、今でいうサーカスのような芸能があったのだなぁ・・・と思わせる浮世絵を、ほほえましく見入ってしまいました。

 国立劇場創立50周年企画とタイアップしている企画展なので、チケットを見せると割引されるようです。しばし、取っておき、落ち着いたら文楽でも見に行きたいです。
# by hakusuke | 2016-11-29 05:55 | 自分のこと | Comments(0)

早朝の地震発生

5時58分。けたたましい緊急速報。いつ聞いても心臓に悪い緊急速報。身構えていたら、揺れる、揺れる。ずいぶん長く揺れた。起床していたし、朝ごはんを作っていた時のことだった。津波警報にドキドキしながら、テレビをつけっぱなしにしていた。

今日は勤務校は期末テストと授業。テスト中も、クラクラ揺れる。地震に気づく生徒もいれば、周囲の声を聞いて、あれ?え?となる生徒もいる。週末は防災訓練だ。気を引き締めて、状況に応じた行動がとれるようになりたいです。

そんな中、津波だ!と写真を加工して、誤報をツイッターに投稿している人がいることを知った。なんてまぁ、非常識であり迷惑な行為でしかありえない。削除されたらしいが、本当にもウゥ!である。
# by hakusuke | 2016-11-22 22:55 | 自分のこと | Comments(0)

早朝の地震発生

5時58分。けたたましい音で緊急速報。けたたましくなければ緊急ではないのでしょうが、いつ聞いても心臓に悪い緊急速報。身構えていたら、揺れる、揺れる。ずいぶん長く揺れた。朝ごはんを作っていた時のことだった。津波警報にドキドキしながら、テレビをつけっぱなしにしていた。

今日は勤務校は期末テストと数時間分授業。テスト中も、クラクラ揺れる。地震に気づく生徒もいれば、周囲の声を聞いて、あれ?え?となる生徒もいる。週末は防災訓練だ。気を引き締めて、状況に応じた行動がとれるようになりたいです。

そんな中、津波だ!と写真を加工して、誤報をツイッターに投稿している人がいることを知った。なんてまぁ、非常識であり迷惑な行為でしかありえない。削除されたらしいが、本当にもウゥ!である。
# by hakusuke | 2016-11-22 22:55 | 自分のこと | Comments(0)

市の作品展

いつもは忙しく市の造形作品展の展示準備をしていましたが、出展する作品にめどをつけていたことや、全造大会参加も視野に入れていたので、校内でもゆとりをもって台紙に貼り準備をすることができました。コメントカードも、出展する生徒に記入して貰い、作品に対する思いを記入して、展示ができたと思います。コメントカードは、パソコンで打たず、生徒自身が記入した方があじがあります。ちょうど、立体作品を職員室で数えていたので、同僚からも「パソコン文字でなくていいねー。○君らしいね。」と伝えられました。

市の造形作品展は当然のことながら県造形作品展に比べ小規模ですが、地域の実態を知ることができます。市内の小学生たちが、どのような画材や道具を使用しているのか?各学年の題材や表現力、構成の視点など中学校で教える立場として参考になります。県の作品展だと規模が大きすぎて、私は小学校の作品を全てじっくり見ると疲れてしまう。見ないわけでもありませんが、見落としてしまう小学生の作品もあります。あとは、同じ市内の中学生たちがどのような題材に取り組んでいるのか、情報交換の場にもなります。

私は作りこませてまで出展する気はおきないので、全て授業中に仕上がった作品から出展ばかりです。しかし、台紙に貼ったり、色画用紙に丁重に作品を貼るだけでも、どことなく格が違う作品にも見えます。そのようなこともあって、生徒に「出展してもいい?」と尋ねると、結構「やった!」「出してくれるんですか?」といった反応が返ってくる。

 毎年のことながら、保護者にも市の造形作品展出展案内の通知文を作成して配布しました。多くの方に目に触れていただき、児童・生徒の思いを感じ取って貰いたいです。
# by hakusuke | 2016-11-19 21:40 | 2016自分の授業 | Comments(0)