どんぐりの家は,障害者小規模作業施設の名前である。埼玉県に実在した施設だった。「どんぐりの家」は山本おさむが描いたマンガである。昨年文庫版で5巻発売された。
絵もさることながら,障害を持つ子供の親の苦悩,心理が,赤裸々に描かれている。同時に,新任特殊学級(現在は特別支援学校かな?)担任の希望,感じ方等も,描かれている。
昨年私は,障害児学級の担任だった。
・学校は障害のある生徒にどのようなかかわりができるか。
・学級担任として,障害のある生徒の保護者とのかかわり方や支援の方法。
・地域の方々と,どのようなかかわりができるだろうか。
1年間,障害のある生徒の担任として,生徒の進路,保護者の願い,公立の学校ができることなど,多くのことを考えさせられた。ちょうど3学年だったし,特別支援コーディネータといった言葉も使われるじきだったからかもしれない。自分では,よい経験ができたと思っている。
教壇立つならば,再度特別支援学級担任になりたい。人生の勉強になるから,経験したいと感じている。