「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

タグ:教育課題? ( 17 ) タグの人気記事

パブリックコメント

文科相HP開き読む。新しい学習指導要領について、意見を求めていることが記されていました。

教育課程の審議会これまでのまとめ
 「切り絵題材」をはじめ、授業を見直しする上でもじっくり読み考え自分の意見をせいりしたいです。私は、全て印刷して読む時間はありません。美術担当者として、96ページ以降、図画工作、中学校美術、芸術は読み考えたいです。

<追記> 11月9日(金)22時50分
 山崎先生ブログに、同様の内容でエントリーあります。ご覧下さい。
 
 
 
by hakusuke | 2007-11-08 22:42 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)

鉛筆をカッターで削る

 私は、普段使用している筆記用具も鉛筆使用であり、鉛筆などカッターで削る方が、適度な長さや太さに自在がきくのでカッターを持ち歩いています。時々、教室で鉛筆削っていると、生徒達が、「先生(鉛筆削るの)うまっ!」で、生徒達がワラワラとよってきます。その後削り方を教えると結構楽しんで削っているのだなぁ・・・。
 恐らく、カッターで削るといった経験がなかったのでしょう。「教えられたことない!」とも伝えらますし、授業中みていると多くの生徒達がシャープペンを利用しています。
 このような時間は大切にすべきだと感じています。案外昼休みを挟んだ5時間目の授業が穴場で炉辺談話しつつ、生徒たちと、新聞紙広げて鉛筆や色鉛筆等削ってしまいます。この本にもカッターで鉛筆を削る方法が記されています。削り方がわからない方は、一度お読み頂き実践していただきたいです。

 美術の授業で、私は適度な線の太さや濃淡つけさせることからも「鉛筆で描きましょう!」を伝えています。美術の授業必須用具にも含めているので生徒達は毎時間用意しているわけです。時間の関係上、電動鉛筆削りも用意しているわけですが、時間に余裕があれば鉛筆などカッターで削らせたいものです。

 本日は休校だったことも含め、備品チェックなどしていました。私は、近々美術の授業で切り絵を扱うので、カッターの備品数を数えていました。同時にカッターを扱う際の注意点の資料づくりなど行っていました。
 カッターに限らず、児童・生徒達には多くの経験をさせるべきだと思います。そのためにも基本をしっかり指導すれば、生徒達の活動は大きく変わるだろうと感じます。


参考までにカッターに関してのアンケートバトルトークをお読み下さい。
by hakusuke | 2007-09-07 20:59 | 指導観? | Comments(0)

図工ピンチ

a0074653_19175446.jpg
 松本から帰宅した日(8月15日)の仙台市本社のある河北新報新聞記事です。

内容を要約すると、学力低下対策として主要教科の授業時間増に伴い、図工の時間は削減される危機があるといった内容です。「がんばれ!図工の時間フォーラム」のことに触れていて、昨年の署名活動によって3万人の署名を文部科学省に提出したことも触れています。

何故今この話題が取りあげられているのか?地方新聞にこれだけ大きく取りあげているのか?考えてほしいです。

私の頻繁に連絡をとっている友人・知人は平均年齢25歳~35歳前後。教壇に立っている方はいません。友人の多くがママさんとなり、今子育て真っ最中の方たちばかりですあり、美術の授業時間70時間で学んできた世代です。私が図工・美術の授業時間が削減されていることを伝えると、「えー?!」と驚いています。

 「頑張れ!図工の時間」に関することは、Tag:ワークショップをクリックしてご覧下さい。

 都の図工の時間に関して知りたい方は、都図研HPをご覧下さい。 

影で遊ぼう←頑張れ!図工の時間・仙台会場のこと
表現科目は不要か?←子育て真っ盛りの知人のメール
by hakusuke | 2007-08-18 19:20 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)

フツウ、 ビミョウ

 学級通信に載せようか?少し文章整理をかねつつ、エントリーしましょう。

 生徒達と会話をしていると、「フツウだよ」「ビミョウだった」という話し言葉を耳にします。はっきりいって、生徒達?同年代同士や仲間同士には理解できる会話なのなのかもしれませんが、私には何がフツウで、何をもってビミョウなのか、理解できません。あえて「何がフツウなの?」と、学級では問いかけております。

 先週、学級の生徒達全員に、「君たちの会話していて聞かれる、このフツウってなんなの?」を問いかけた。そこでも数人の生徒たちの発表に「フツウはフツウだよ!」といった返答がかえってきました。その日、少々偏頭痛気味の機嫌悪かったこともあり、(スマないねー)再質問を投げかける。

 「人との会話の中に『フツウ』」って言われて、相手に伝わるかなぁ?」生徒達は「伝わるよ!」と伝えてきた。この時点でもまだ機嫌悪かったので、再質問。
 「君たち同士の会話で理解できることと、大人社会では理解できぬ言葉が随分あるなぁ・・・」と半分生徒達は考える間も与えず、即答のような返答をしてしまった。すまないねー。

 少し考えさせるべく、「例えば、私は○君のテスト成績の平均は90点取れてフツウだと思っている。でも、○君が日頃考えているテスト成績平均は50点がフツウだと思っている。」話の中にフツウに対する捉え方どう考える?しばし、シーン。

 もうひとつの聞いてみた。「○さん、家で休みの日に何をしているの?」と、あまり話をしない人に聞かれました。まぁ学校の先生でもいい。部活動のコーチでもいい。「フツウ」「ビミョー」といって、質問した人は、休みの日に○さんが、何をしていたのか理解できたかなぁ?「伝わらないと思う・・・何したのか伝えないと会話にならない」とボソリと近くの生徒が発表してきた。

 またも、しばし、学級の生徒達シーーーン。

 その話をしてから給食だったこともあり、毎度毎度生活グループに私も入り給食タイム。同じグループで食べていた△君に「昨日何したの?」と問いかけたとき、「フ。。。。。いや、テレビ見てました」に多少会話になったかなぁ?と受け取れた。周囲の生徒達もちょっとにやり。

 
 フツウ・ビミョウって最近の流行言葉なのでしょうか?この内容を、隣席の職員に話をしたところ、「テレビの影響じゃない?」とも言われた。うーーんそうかもしれないけれど、会話を大事にして欲しいと考える、三十路手前の口うるさい学級担任さんなのでした。学力向上の云々より、日常会話力も学ばせるべきだと思う。

 

 
by hakusuke | 2007-06-03 17:45 | 2009前自分の授業から | Comments(2)
 昨日、春から赴任する地域に、教科の引き継ぎやたくさんの事務手続き書類作成があり、出向いてきました。私は、以前勤務していた隣の教育事務所であることや、出張で何度かこの地域に出向いたことのある地域でもあり、事務連絡してくれた方が、過去の上司の知り合いと耳にして、気がゆるんでしまった。ダメですね・・・。気を引き締めねば!

 教育委員会に出向いたら、あっさりと終わってしまったため、新住宅付近を散策。恐らく着任後は、日中落ち着いて散策できる暇がなさそうだ・・・。予想していたより、生活するには利便がよいところにアパートを借りたことに嬉しくなる。
 都市で生活する知人の中には「アパートに住むの?」と捉えていた者もおり、「教員なのに、薄給なのね・・・しばらく辛抱だね。」といったメール受信。うーん。新築アパートは、至る所に部屋の広さのわりに格安な物件は随分ありますが、マンション物件自体が少ない地域です。

 昼時、地元では有名な老舗の食事処に入る。お役所関係の方々も、随分来店していた。噂どおりおいしかったので、週末の引っ越し日に両親にでもごちそういたしましょう。
 天ぷらうどん待っている間、引っ越し先の3月の市民便りに目を通していた。特集が、学校統廃合について記されており、4Pほどこの内容が記されていた。全く地域のことを知らない、新任者は、地域の広報誌読むと、あれこれつかめて良いですよ。

 要約すると、私が勤務する教育委員会管轄の小学校は、小規模の学校が随分あることを知った。地域のことを把握していないので、詳細は記せないが、小学校全校人数が、100人を切っている学校が複数あるようだ。中学校は、複数の小学校からあつまり100人以上にはなるものの、中学校でも生徒数が少ない地域と、大規模校との差は大きいと感じた。私が赴任ちゅうがっこうも、生徒数200人以下の中学校であり、平成22年までの生徒数推移を見ても、年々生徒数が減少傾向だった。

 県としては、学級編成ができるような適性規模の小学校規模のことや、築年数や老朽化から工事諸費用を考えると、最終的には統廃合を意識しているようにも受け取れた。それに対し、遠方に通うことの困難な面や、何とか地域の学校に通わせたいといった統廃合に反対を唱える親御さんの意見交換も記されていた。このへんは、赴任後、改めて広報誌を読み直ししたい。読んできたものの、文章としては曖昧である。


 県の考えに全て賛同するわけではないが、小規模の小学校は廃合するべきだと私は考える。今の時代、多くの生徒との交流が大事だと感じている。広報誌を読む限り、複式学級といった体勢で授業を受けている学校が随分とあった。小規模であっても、学ぶことはできる。しかし、ちいさな地域だけにとどまらず、同年齢とのかかわりや多くの教師とのかかわりを、小学生のうちから育むべきだと感じる。統廃合されれば、学校が減るわけだから、教員は余ってしまうだろう。低学年であれば、TT(ティームティーチング体勢)でしっかりと児童をみられる学級をつくられれば良いような気もする。県の考えは、全く存じません・・・・。

 教員といった立場であっても、小規模校勤務から大規模校で指導する際は、雰囲気が違うから、結構勇気を必要とすると聞く。教師たちも、数名の生徒だけを観察するだけではなく、多くの生徒の表情や価値観をつかむことも大切だと思う。
 また、少人数の中では、限られた友だちとのかかわりにとどまるかもしれない。学年にいる同級生から、自分の気持ちや価値観のあう仲間をみつけられること、良い意味でも・悪い意味でも、人の意見に耳を傾けられることも大事なのではないか。学校にある備品や予算あれこれにしても、中・大規模校と比較すると、小規模校で利用できる予算は少ないだろう。

 自宅の中学校は、全部で6校の小規模小学校の生徒達が入学してくる。分校からやってきた生徒は、集団生活にに馴染めない生徒もなかにはいると聞く。そのため、小学校5・6年生あたりから、小学生同士の交流も行っているようである。

 確かに地域にある小学校であれば、2km圏内の学校も多く、遠距離通学をすることは少ないだろう。交通の面からも不便であるから、皆町からいなくなってしまったのではないかと考える。決して、過疎地に住んでいる方を、小馬鹿にしているわけではありません。利便が善し悪しだけが学校存続のプラスとは捉えはしない。
 
 子どものことを本気で考えるならば、遠方から通う生徒達のために通学バスを運行させることや、小規規模校に通学する児童たちが、同年齢の児童と交流を持てるような綿密な指導内容を考えることも大事であろう。
 また、毎日送迎するだろう親御さん達が大変であるといった、ご家庭の立場もつかめるが、少子化が進む地域ならば、やはり交通の不便であることを周知しているのだから、親同士連携して送迎しさせられるようにすることも考えるべきである。
 
 児童・生徒達には「井の中の蛙」で終わって欲しくない。もっと、色々な価値観のある人と接点を持って成長して欲しいと思う。子どもの将来を本気で考えていくならば、ある程度の統廃合は、大切だと私は考える。 
by hakusuke | 2007-03-27 17:13 | Comments(0)
ネットいじめ:投稿ポルノに中3男子が実名使われ 秋田

 笑い事では済まされない,大きな事件である。昨年末,仙台市でもネット中傷による被害が中学校であった。コンピュータが普及して,仕事の効率が良くなった点も多々認められるが,悪質な犯罪が増えていることも事実である。
 長崎佐世保事件も,ネットがらみの些細な出来事から大事件となった。本当にネットがらみの悪質犯罪が急増している。顔の見えない相手の書き込み,恐怖心さえ募る。大人だけではなく,低年齢化していることに,大人達は意識しなくてはいけない。コンピュータだけではなく,携帯電話をはじめとした通信網利用も同様である。

 加害児童・生徒の名誉がどうのこうの言う前に,ネット犯罪を犯した生徒は実名公表ぐらいすべきだと感じてしまう。非常に大きな犯罪行為をしているのであって,今後,いくらでもこの手の犯罪は増えてくるだろう。仙台市の事件は,家裁措置となり,新聞にも小さくしか取りあげられなかった。仙台市に勤務しているわけでもないので,はっきりとはつかめない。しかし,加害者生徒について,同級生たちは周知しているわけで,不快感・ネットを媒体とした犯罪について疑心を抱いたことには変わりないはずである。

 高校の必修教科の一つに「情報」科目がある。勤務校の生徒達を見る限り,情報科目での授業時間や図書検索,進路情報入手としてコンピュータを扱っている以外,生徒達が直接コンピュータを用いた学習は少ない。宮城Swanサーバが,重いからだろうか?!現勤務校が普通科といった背景もあるのけれど,宮城県の県立高校の予算面から考えても,コンピュータをフル活用した教科指導や学校は限られている。「情報」は,免許外指導者が指導している学校もあるので,講義とした内容程度であり,「情報」はあまり実践的ではないように思われる。生徒たちが,「小・中学校の方がコンピュータ授業あれこれしたよ」耳にしたこともあるので,私だけの主観でもなさそうだ。
 恐らく小・中学校での指導内容,総合的な学習の時間や,選択教科をはじめ各教科指導をでは,高校での指導以上に実践的な内容で,コンピュータを用いている。義務教育機関の児童・生徒の方が圧倒的にコンピュータに触れている時間が多い。それ故,義務教育期間中に,児童・生徒には耳にたこができるくらい,コンピュータのモラル感というか,人としてのコンピュータのあり方等,しっかりと指導していくことが大切なのだろう。 

 私はコンピュータを用いる教科指導も行っている。というより,あえて授業計画に加えてきた。コンピュータを用いる際,この手の内容には,しっかりと指導を進めていくことが大切だと久々に考えさせられた。
 「美術が何故必要ですか?」といった問う時間も大切な授業時間だろうけれど,中学校の技術(情報)で指導するようなコンピュータがもたらすあれこれを,しっかりと考えさせられる時間を設けることも大切な時間である。同時にこのような事件をかみ砕いて生徒と話をすることや,生徒達に相手の立場を考えさせられる,意識させられるような指導力を,今後身につけなくてはいけない。うーん。

 学校であれこれ学ぶことは大切だ。しかし,それ以上に家庭で親と子どもが,善悪の判断を対話を通して接する時間があることが,本当に大事な指導時間だと考える。
《関連記事》親がみていないときのネット利用

朝刊トップ記事から
 *時期すぎたので,記事読めません。この日はデカデカと取りあげられた事件。 
by hakusuke | 2007-03-11 01:02 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)

希望進路と県のギャップ

 本日は宮城県公立高校学力試験でした。20日ぶりに,雪がチラホラ降り,昨日と比較して急激に気温が下がる。我が家付近は,朝,道路は真っ白でした。受験生をはじめ引率された保護者の方,点呼取っていた中学校教師陣たちも寒かったろうなぁ。

 私は美術を指導していることもあって,やはり県唯一美術科が設置されている宮城野高校の受験状況に,目がいってしまう。例年だと高倍率の高校なのに,本年はあまり振るわない。定員40名のうち,24名が推薦入試でもって,合格通知を受けとっているようだ。16名の定員に対して,出願者数17名。うーん。これはこれで,難関かもしれない。

 以前指導してきた中学生たちの中にも,この美術学科に進学した生徒もいた。泣き顔をみてしまった生徒もいる。夏の学校説明会で,高校の設備や先輩達の作品に感激した生徒の声も耳にしている。私が高校入学後に新設された高校であり,高校生だった当時,「羨ましい高校だなぁ」と感じていたぐらいだ。この学校に,進学希望する生徒の気持ちも多少つかめる。

 美術科を受験する生徒達は,小・中学校時代に表現することに興味・関心が高いからこそ,狭き門で荒れ,受験を視野にいれるわけだろう。校内の生徒たちと比べれば,優れた作品を提出してくる生徒が多い。同時に高校卒業後の進路目標として,美術関係のことに携わりたいから進学を意識することもしたいといった希望を抱いている生徒達も郡部生徒達にもいた。

 この学科の卒業進路みても分かるように,多くの生徒達は美術にかかわりのある美大をはじめ,教育学部の美術学科に進学していく。カリュキュラムも,普通科の高校に比べれば圧倒的に美術にかかわる科目は多い。それ故,美術に興味・関心のある生徒であれば人気は高い高校である。
 宮城県内の県立高校として人気のある学校ではあるのだけど,,郡部の生徒たちが自宅から毎日通学することは,困難な場所でもある。新幹線や列車に乗り換え,数時間。通学困難のこともあって,地域の進学拠点校いわれる高校に進学をしていく生徒も多かった。

 進学した高校には,芸術科目のカリュキュラムが3年間に渡って組まれている学校もあれば,1年限りの高校。挙げ句の果てには,美術の授業が全くない学校もある。
 たまに,最寄りの駅で以前指導した生徒にもはち合わせてしまう私だが,「○高校,▲先生美術ないのだけど!」「美術の先生,毎日いないのだけど!」と言われることもある。「あわわわわ・・・私に突っ込まれても・・・」と思いながらもあれこれ生徒の近況報告を聞く。私に町内なり,駅構内ではち合わせた際ににタックル仕掛けてくるような生徒であれば,美術関係の進学はしないだろう。たぶん。しかし,卒業生していった生徒に「美術関係の学校いきたかったんだけどねぇ・・・」とぼやかれると,なんとなく教科指導者として悔しい。

 宮城県の高校生たちが,幅広い進路を検討できる上でも,芸術科目削減カリュキュラムは検討して欲しいと考えてしまう。進路のことだから最終的には本人と保護者の判断です。三者面談中,教科がらみの進路に関してあれこれ口出しはしませんでしたが,日頃感じていることです。

 さぁ!本日受検してきた中学生諸君。今は安堵しているだろうか。今頃,「春からの携帯電話どの機種にしようかだろうか?」とあれこれ考えているのだろうか。発表よりも,2日後の卒業式にドキドキか?合格発表日は3月13日(火)上から,私もドキドキしながら見ましょう!



美術がない!!あぁ○君も来年3年生・・・。
県の学力向上策に思うこと その1
高校生が考えた「美術」が必要な理由 
by hakusuke | 2007-03-07 21:52 | 職員室から? | Comments(0)
進学拠点校11校Yomiuri onlaineから

 勤務校の学力向上策に関する案件読み感じたことと,私が直接かかわった生徒とのやりとりから感じたことを勝手気ままに記すので,主観が強い内容です。
 また,先日エントリしている,県の学力向上策 その1エントリーした内容から,補足した内容である。

 
 前回にも記したとおり,私は大学進学をすることだけが,高校生の適切な進路とは捉えてはいない。しかし,宮城県の大学進学率は全国的に見ても低い。私には進学拠点校の云々の前に,進学拠点高校ではない,県立高校通う生徒達の学力差を少しでも解消すべきだと捉えている。
このエントリーしようと思っていた矢先に,平成18年度学力状況調査報告について,県HPで更新通知を知る。
 

 1,家庭学習の定着を図ること
 a0074653_1935490.jpg
以前,『家庭学習ノートを活用しよう』と,エントリーしたことがある。このエントリー内容時は,義務教育対象の生徒をイメージして記した。
 進学拠点校となっている高校では,家庭学習の定着を図らせるべく,家庭学習ノートを設けている学校が多い。私は,この家庭学習ノートは,小・中・高,全ての学校において,定着させるべきだと感じている。
 
 進学拠点対象以外の普通高校に進学した生徒たちには,所属学年の1学年下の学習にしっかり取り組ませたい。つまり,高1であらば,中学校3年生の問題であり,高2であれば高1の問題である。1日最低30分でよいから,1つ下の学年の問題には向き合うべきであって,同時に各高校の担任なり教科担当者から,添削指導を受け基礎をしっかりと身に付けてほしい。
 
 同時に,各高校での宿題や課題があるだろう。その問題に解ける・向き合う学習する時間の確保が大切なのだと思う。高校受験で,「わからない」ことを曖昧のままに受検し「合格通知」を受け取った高校生も多いだろうと推察する。中学生の問題に,再度取り組み,しっかりと曖昧な部分を解消してほしい。
 なお,我が母校にしても,勤務校にしても決して進学率が良いと言える高校ではないので,上に記した内容と同様のことは,高校生は行うべきことかもしれない。

2,中学生に学ぶべき内容を取り組ませること
 3学年の副担任時代,公立高校の入試の前日17時頃まで,数学問題演習につき合ったことがある。なお,数学演習言っても,中学校1年生問題であり,入試問題の内容ではない。本来ならば,入試前日の日であれば受験生を早く下校させる指導を行う。主任さんの考えとしては,「この生徒達にとっては,早く下校させることの方が,心理的に不安になるのでは?」といった配慮があった。

 入試直前の2月下旬頃から生徒たち自ら,「数学問題につき合ってほしい」と,生徒自ら勉強意思を示してきた。2月下旬から,中学校3年間の数学を一気に復習することは,バラエティのテレビ番組ではあるまいし,無謀に等しい。
 1問,2問と自力で解いた内容をチェックしてはて○をつけるの繰り返し。教師の助言も一切せず,自力で解けた問題が増えてきたとき,生徒たちは嬉しさを覚えたようだった。入試直前の夕方まで,空き教室で,数名の生徒と問題チェックしていたけれど,最終的には合格通知を受け取り,高校に進学している。もちろん,生徒達は,進学拠点校に進学した生徒達ではない。例え入試の直前であろうとも,「わかった」に気づけたことは,本当に嬉しかったのだと思う。

 公立高校の入試問題を毎年チェックしているけれど,このような生徒達が,高得点を得ているとは考えられない。仙台市内の県立高校に受験希望する皆さんは驚くかもしれない事実である。入試の直前に中1の,プラスとマイナスの計算問題でつまずいてしまう生徒であっても,県立高校から合格通知を受け取り,現在進学しております。決して中学校の基礎が身に付いて中学校を卒業していった考えられないし,もっと「わかった」を多く気づかせ卒業を迎えさせたかったなぁと反省してしまうことの方が多い。
 高校の教科書だって上から下まである。基礎の基礎をしっかり身に付けてほしい。高校での課題にあれこれ取り組むより,再度中学校で学んだ内容の再復習となるような勉強でよいから,基礎固めがしっかりする方が大切だと思う。


a0074653_19285844.jpg 私個人としては,学問を身につけさせること以外にも,高校生としての自覚や意識を高めさせる上で,服装や公共の場でのマナーなど,各高校でしっかりと身に付けさせてほしいことがある。進学せずに,高校卒業後実社会に出ていく生徒が多いこうこうであれば,社会の基本的なマナーを学校といった集団の中でしっかりと身に付けて卒業証書を受けとってほしい。この内容まで記したら,膨大になるので,過去のエントリーを一読ください。

 先日県で発表された『学習状況調査』を,読んでみても・・・。うーん。考えることありすぎ・・・・。

 個々の生徒にとってみれば,生徒なりの努力をして,高校進学といった進路実現を果たしたのだ。それは,認めてあげたい。私は講師といった立場だったこともあり,この三月末まで,各学校で一年限りのお付き合いだった。生徒の中には,一年生の初めの一歩といった段階でつまづいてしまったことが,積もり重なり気がついたら受験学年になっていた三年生など多々いることだろうと予想する。義務教育以外の学校であれば,「成績不振」とした対象で,進級できないのだが,中学校で成績不振から「進級認められず」といった話は,あまり耳にすることがない。

 急がば回れ。無理に高校の学習を進めるより,基礎・基本をしっかり定着する・できることの方が大切だ。学ぶこと意義や,各高校で使用している教科書の1つの単元でも良い。「勉強がわかる」といった学ぶことの楽しさに,高校生である期間に,少しでも気がつくことができればよいのだと感じている。
 漠然と高校生生活にピリオドで,卒業証書を頂くだけでは,真の高校生だったとはいえない。何か目標をもって,自分の進路実現を叶えてほしい。

制服着こなしセミナー???←ブログはじめた頃のエントリー
by hakusuke | 2007-03-02 21:21 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)
進学指導校に拠点を11校Yomiuri onlaineから

 宮城県立高等学校の大学進学率は,全国規模の,下から数えた方が早い。はっきりいって早い。それ故,県も学力向上策にあれこれ対策を立てて各事業が進められている。その一つの一環として,大学進学率向上策も掲げられている。参考まで,県のHPご覧下さい。
宮城の高等学校卒業後の進路別割合数値
高大連携
HPではないけれど,このブログは,要点がまとめられております。


 この学力向上策。長所と短所について,感じたまで記してみよう。

 長所は,この記事に述べられているように,「別の高校の生徒と一緒になることで、さまざまな刺激を受け、学習効果も高まる」ことである。私が過去にエントリーした言葉を記すならば,仙台市街の県立高校に通う生徒たちが,“井の中の蛙”になりにくくなることである。
 対象になっている生徒は,あくまで,大学進学を目指す生徒たちであって,指定拠点高校の全ての生徒達が進学を意識しているとは,考えられない。宮城県の公立高校は,仙台市を中心として,ドーナツのように,学力(点数による)差が低い傾向にある。大学進学・受験するといったことに関して,地域の雰囲気も影響して,生徒達も比較的のんびりしている傾向が見受けられる。

 私立大学受験であれば,受験する教科も少なく,県立高校の生徒の中には,推薦対象となる者・希望している者もいるだろう。しかし,家庭の事情や生徒の進路内容によっては,国立大学受験を希望者する生徒もいるわけで,全ての生徒が,私立大学に進学できるわけでもない。
 進学を希望している生徒は,各高校でそこそこは点数はとれているはずだ。しかし,全国模試の結果を見る限り,全国の学生を相手にしたら,高得点をマークできる生徒は少ないだろう。校内・地域といった目先のことだけではなく,もっと自分の実力を知ることが大切である。このことからも,県内の高校生同士が,お互いに刺激し合い,自分の実力を把握するうえでは,適当な刺激を受ける機会が得られるような気がする。
 

 短所として考えられた数点。(あくまで私の主観)
 

More
by hakusuke | 2007-02-27 20:32 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)

表現科目は不要か?

a0074653_041060.jpg
 ◆アクセスアーツ 公開制作状況です。アートパフォーマンスとして,3名のアーティストが,宮城県美術館講堂前にて,公開制作しておりました。◆

 過去の記事(コミュニケーションとしての美術)に重複するエントリーである。
 障がいというわけではないが,私は,話し言葉サ行・タ行を話す際に,抵抗を感じて生活している。直接私を話す知人がこのエントリー読んだら,びっくりするだろう。高校生時代,あまりにもうるさくて口にガムテープ貼られたくらいだから・・・。正直なところ,私は人と話しをすることは苦手だ。はっきりいって苦手だ。カチンとくれば,感情的な言葉遣いになるし,未だに関西訛りはぬけないし。

 しかし,私には,言葉ではなくても,絵で表すこと,織りで自分を表現することができる。海外旅行に出ようが,ボディランゲージ,イラストでコミュニケーションを多少取り合うことができる。東海林貞夫さんではありません。はっはっは!

 義務教育の教科指導では,「図画工作」や「美術」はお遊び科目・受験には不要な科目だと,ととらえている方もいるだろう。果たして本当に不要な科目なのか考えてほしい。

 以下は私の文章ではない。高校の同級生(現在,子育て真っ盛り)の方から頂いたメールから紹介する。一部,文章読みやすいように,私が修正しておりますが,原文そのままコピーなのであまり文章いじくっておりません。
 なお,このメールの背景には,「『がんばれ図工の時間』応援してね!」の私からのメール内容と,高校美術科目が削減せざる得ない状況を,先日の同級会で,あれこれ恩師が話した(ぼやいた?)ことも含め,多少ではあるが,美術教育の切ない現状を理解していただいただ牢固とと思われます。いや,○ちゃんなら,理解していると見込みます!
 
 このメール送信主に,朝携帯メールで確認したところ,「役に立てるならどうぞ!」と返答受けた。エントリーした時間になど確認はなぁ・・・。○ちゃん,ありがとう。さすが○高美術部だ!


 最近の学校の現状も少しだけど聞けて、考えさせられるとこあったな。
やっぱり私も、授業時間減らすのは必ずしも受験合格に繋がるとは言えないと思う。「美術」という時間は、名前はそうなってるけど、もっとスケールの大きい物を学ぶ時間だと思う。

 受験教科だけを根詰めてやって、たとえ合格できたとして、人としてどこが成長した?って思うのは、私も美術をかじったことがあるからそう思うだけかな。想像したり、思い描いたことを自分なりに表現したり、長い人生で人間(人格)形成の場だと思うんだ。人としてきちんと基礎がなってないと、人を殺したり殺しても何とも思わないような非人間的な子供たちが、この先もっと増えてく気がしてならないのだよ。

 前に、同級生をあやめた小学生がこう言ってた。「だってゲームは生き返るじゃん」 唖然としてしまったのを鮮明に覚えてる。教師が、親が、と責任転嫁する報道の中、そういう世の中にしてしまっている風潮自体おおいに見直す必要があるのでは・・・と思う私であった。

 だからこそ、美術だけでなく、受験科目ではない音楽や体育、家庭科だって、やっぱり必要なんだって思う。 そこで学べることは幾つもあるはずなんだもの。 (以下略)
 



 

More
by hakusuke | 2007-02-19 01:38 | 時事問題 教育問題 | Comments(0)