「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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考える学習をする,させる

 昨日,『アートの持つ力と可能性を探る』のギャラリートークで,パネリストの高山登先生からこのような話題提供がありました。帰路,なんとなく引っかかるというか,授業をしていて,あてはまることも多かったので納得できた私でした。

「最近,考えることを嫌がる。(学生と関わっているが)学生たちに考えるんですか?と質問されることもある。」と,ちょっと脱線した話題提供もあった。メモメモ。

 本日の1年生での授業。色を考える。リアル野菜の色をつくってみる。形に色をすぐに塗らせてもよかったのですが,あえて絵具で色の比率を考えさせながら,混色させてつくらせてみた。「わかんねー。」「どうすればいいの?」「できないー」等ちらほら。ヒントとして,混色辞典はを参考にしてもOKだった。結構見たがる。しかし,「(先生)載っていない!」「そりゃ載ってないわ。トマトの真っ赤か。ここにある色は人工的な色。これとこれを入れてみたら?答えなぞすぐでない。考えてみよう。」

 ちょっと前に,先生これでいいですか?エントリーをしていますが,今後も考えさせる授業づくりを大切にしていきたいです。そんなこともあって気になる,パフォーマンス評価。私的に学習中・・・。

 
by hakusuke | 2010-09-13 20:54 | 指導観?