アンストッパブル
2011年 01月 07日
上映が始まると、この映画は<事実>から生まれたといった字幕が流れる。この映画に関する知識も持ち合わせていなかったので、「あぁそうなんだ・・・」と思い、スタート。ちょこっとネタばれでもある。始まったばかりなので、後日加筆する。
舞台はペンシルバニア。映像から労働者の町と言った雰囲気がぷんぷんと漂ってきた。それはいい。この映画には3つの判断ミスから、大きな事故につながってしまうを男たちが登場する。
一人目。事件の発端となった男。指示を聞かなかったために、勝手に車両から降りて行動を起こしてしまう。しかし、機械が誤操作を起こし、鉄道は動いてしまった。これが無人暴走列車となってしまう。
二人目。ちょいエリート男。そして、ちょっとヒーローにもなる。長年勤務した者の指示に耳を傾けず、勝手な判断で5車両追加して連結してしまう。増えた連結車両のために、暴走列車を止めるにも車両がはみ出してしまい指示された待機場所に車両を止めることができなかった。たかが5車両なのだが、この車両は見事後半吹っ飛んでしまう。
三人目。まさに管理職。目先の今年か頭にない。上からの指示だけで動く。会社の損得ばかりにとらわれてしまい、現場の意見に耳を傾けようとしない。自分の判断ではないために世間体ばかりを気にしてしまい、会社の土台として支えている者たちへ目を向けたり、耳を傾けたりすることがない男。
映画の始まる前、15分程の予告編が長くて、「まだかー」と思っていた。しかし、上映が始まり、飽きることなく、ドキドキ・ハラハラしながら見てしまった。連休中の映画を見たい方、尾すすめです。そして、この映画紹介にゲームもある。私が車掌だった場合、町を壊滅させてしまうことにつながる。あぁ②人の勇気ある行動に感謝!