「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

今,わたしにできること(3月31日版)

 『今,わたしにできること』ACのCMとして連日放送中。日々自問自答しながら,このコピーに耳を傾ける。

 震災後は,よくわからなかった。明日をどう生きるのか,明日はあるのかといったことを考え過ごしていた。当たり前のように過ごして生活が一変。災害によってライフラインは寸断された。いつ復旧するのかもわからない。そんな1週間だった。昔のことのようですが,まだ1か月も立っていない。仙台空港に飛行機が離着陸できるようになった,JR復旧の様子等を聞いていると本当に多くの人々が,復興に向けて動いていることがわかる。本当,この方たちに拍手を送りたい。

 被災した次の日は快晴で,臨時出勤日になった。何か手助けが必要かも?と7時に出勤してみたものの,これから何をするべきなのかよくわからず職員室で他の職員が来るまで待機した。「よく発行できたなぁ。届いたなぁ」と,ペラペラの新聞に目を通した。防災無線に耳を傾けつつ「これからどうなるのだろう?」といった先が見えない不安の方が強かった。
 
 沿岸部に比べ,私はまだ恵まれている方。家族も無事であり,ライフラインはすでに復旧しています。まだまだ多くの人たちが,物資を求め避難所生活を送り過ごしている。また,原発をはじめとして放射能という先が見えない不安で憤りを隠せず過ごしている方たちも数多くいる。本当,なんて声をかけ励ましてよいのか分かりません。
 
 震災後1週間目あたりに,ライフラインが徐々に復旧しはじめまた。職員の家庭が「電気ついた!」「●地区は明日らしい!」といった話題もちらりほらり。路上に明かりが灯った時,同時に家庭で電気が通ることが確認できた時は嬉しかった。同時に被災している方たちのことを考えぬ行動に恥た自分がいた。1週間のことなのだが,本当にすごい急ピッチで復旧していたことには重ねて感謝である。

 この電気が復旧しはじめた頃から,美術に関わるML発信もちらりほらり。美術による提案がなされ 意見が交わされていた。携帯が繋がるようになり,少し書き込まれている内容を読むようになった。メールで現状報告といった反応を示したけれど,やはり美術で何かをするといった考えは,よく分からなかった。何ができるなんて考えもまとまらなかった。

 美術で行動を起こすというができるか?と自問自答しつつ,できそうもないなといった答えが強まった。なぜなら私は,芸術家ではないのだから。

今,日本の至る所で,被災地に向けて復興支援があちこちでなされている。ネットニュースに目を通していると,義捐金は阪神大震災の3倍のピッチで集まっているということだ。どのように被災地域で活用されるのか分からないけれど,復興に向けて有効な策で活用してほしいと願っている。

 少しずつ県内のニュースを見ていると,その道のプロが被災所を訪れ,励ましてきたといった活動が随分紹介されている。各種大会やコンクールのチャリティによる寄付金の集め。私はこれはこれでよい取り組みだと思う。プロの方の活動を通して,被災地でひさぎこんでいる方々に元気や活気取り戻すことができる事にもつながると感じる。無理をしない範囲で,応援をしてほしい。

 最後に 今,自分にできること。

 私は『美術』といった表現行為で何かを変えることはできない。できそうもない。しかし,元気づけぐらいはできるかもしれない。
 本日出勤したら,教科書搬入日が黒板に記されていた。教科書がないと言っている地域もある中で,教科書が届くことや教材の発注がはじまったことは授業に少し進展がみられたといえる。
 
 新学期はいつから始まるのかまだ分からない。しかし,校内の壁面を生かした新入生や進級した生徒たちをを迎える装飾をつくり活気づけたいと思う。明るく,エネルギーあふれる配色であったり,ほのぼのとなったりできるような壁面装飾ができれば最高だ。今は構想練り,無理をしない範囲で創りたいと思う。
by hakusuke | 2011-03-31 22:29 | 自分のこと | Comments(0)