ICT機器を活用した授業づくり
2011年 06月 03日
配布された資料,ワークショップも大変充実していて参加できてよかったと感じました。小学校の先生方が圧倒的に多く,中学校職員として参加できたことに校長先生に感謝したい。恐らく中総体前であり,多忙極まりない中で希望者いなかったのだろうか。
講師の皆川先生からは,皆川先生の前任校の実践事例を数多く紹介していただきました。K小の公開研究会があった年,わたくしゃ初任研で出向く予定だったはずが,なにかの行事で出向けなかったんだよなぁ・・・なんて思いだしつつ講話を聴いていた。あー早いね,4年目。
さて,ICT活用「5つの視点」は,とても整理された内容であり分かりやすかったです。視点1~視点5の話題は記した内容です。日々,「ICTを積極的に活用するように―。」といわれてはいるのですが,どんな場面で活用すると効果的なのか,私自身はいまいちつかんでいませんでした。
がむしゃらに機器を活用したって意味はなく,何を身につけさせるからこの機器を活用しよう,このような活動をさせるから,この機器を活用して授業をつくるといった視点が大切だと,改めて気付かされました。反省。
視点1 指示を明確にする場面で活用する。
視点2 モデルを提示する場面で活用する。
視点3 情報を共有し発想を伸ばす場面で活用する。
視点4 繰り返しによる定着を図る場面で活用する。
視点5 子どもの意欲を高める場面で活用する。
後半,フラッシュ型の教材づくり。これもまた,「美術の指導ではフラッシュ型の教材は必要ないなぁ・・・。」と感じていたので,今までわりとスルーしてきました。たまたまお向いの先生に,「12色相環のフラッシュは?」といわれて,なるほどとも感じました。「12色相環の全て色名を暗記せよ。」といった学習はさせていないので,教材としてつくっておくには面白いなと感じました。
ワークショップ形式で,同じグループの先生と見本教材をつくり,生徒の視点で答えを考えてみました。また,どのような提示ができて,定着ができるのか考,あれこれ教材としての活用方向が見えてきました。つくり共有し合うことで,さらに良い教材につながることがつかめました。
テンポの良い,研修時間だったため,あって言う間の3時間でした。講話から考えさせられたことを学校にもち帰り,今後の教材づくりや,授業づくりの参考にしたいと感じた研修会でした。また,自分の授業に生かしていきたいです。勉強しよ。自分。