日本色彩教育研究会に参加して
2012年 10月 08日
太字が、気づいたことを加筆していった内容です。
・色と形は別物ではない
そうですね。授業で色を扱わないといったことはない。この研究会では、岡田先生の話題から、小学校の授業から、色を取り扱った授業の紹介が興味深かった。粘土の色、目に見えた色など。
・表現活動と鑑賞活動の一体化。
・体験。児童・生徒の背景。
・共通事項
これはいいや。学生さんがこの記事読んでいたら申し訳ない。
・言語活動といった視点。
・活動を通して児童・生徒を観る、受容する
授業をしていて心掛けるように努めているけれど、忙しくなるとついつい受容が薄れてしまう自分。あぁ反省。でも、生徒の思いを受け止めるといったことは大切にしたい。
・環境。特に美術室の環境
改めて考えさせられた助言のひとつ。授業、材料ひとつにしても、児童・生徒が学ぶ環境はどのようにつくられているのか?観たり、感じたり、考えたりできる環境を教師が造ることで、児童・生徒が思考はどんどん膨らむことでしょう。同時に、逆に環境が整っていなかったならば・・・。意欲はいまひとつってならないだろうか?
教室の整備であったり、掲示している資料が児童・生徒にとって魅力的なものであったり、きれい、おもしろい、といったものであふれていれば、可能性は広がります。
路線がずれますが、情報研究会といった有志のサークルに所属している私です。ICT機器の情報ともちヨット趣旨が違う。観るもの全てが児童・生徒にとって情報なわけです。情報を提示する仕方。考えたいものです。
・指導方法は多様
学校といった現場で仕事していると当然のことと思うでしょう。これといった指導はないと思う。これをしたから成功した。といった事例もあるわけでもない。あくまで経験かもしれない。たまたま、今回の研究会は学生さんがかなり多く参加していたこともあって、「どのような指導がありますか?」といった質問だったこと思う。
まじめな学生さんの中から選ばれた質問の1つだった。指導方法はこれといってあるわけではないが、やはり、児童・生徒を観る。観るに尽きる。
・教師が楽しむ
これは大切だわ。常日頃感じる。私が下らんことで笑っていると、生徒は和む。逆に血圧低いときであったり、(気合で動くけど)、機嫌悪く静かにしていると、生徒たちは授業にのってこない。これは美術に限ったことではない。楽しいと思わせるきっかけは大切だ。
●協同の学習
学び合いをはじめファシリテーション等からも,ここ数年かなり考えさせられる。協同で学ぶことで,教師が教え込むとは別に生徒同士の学びが増える。主体的な活動とは記さないけれど,学びの価値は高まるとかんじている。効果的に取り入れた授業作りを目指したい。最終的には個にかえしてシェアすることも大切。
●授業。日々の授業
これは、日々感じてやまない。授業で勝負。失敗もするけれど、失敗をどのように次につなげていくのか?これがなければ,成長はしません。大事にしたいこと。
今、やることがあるので、自分だけメモ公開でした。東京女子家政大学、埼玉大学、群馬大学等の学生さんたちの参加が圧倒的に多かったけれど、熱心な学生さんたちでした。
<おまけ>
当時だって、赤レンガ、黒の雄勝石など考えながら建てたんだろうなぁ・・・と、シャルダン観てのんびり帰宅。