コラグラフ版画 その1
2014年 06月 10日
貼り合わせる素材探し。日直で校内施錠確認と共に、各教科の準備室を回り、目を光らせてチェックをした。「もしもしー。◎先生-。準備室にあったウレタンいるの?いらないなら頂戴!」「いいっすよ!」交渉成立だ!ゴミ袋があれば、「ちょっと待ったー!」でゴミ捨てを阻止し使えそうなものを探してみた。
ある意味ゴミと言えばゴミなのですが、生徒たちは、「これ何?」「ちぎったらおもしろいじゃないか?」で興味を示し貼り付けていた。ちょうど修学旅行が終わり,貼り付けの頃一時的に変なデマが校内で流れた。美術室にゴミをもって行けばゴミも美術品にかわると・・・。素材ボックスにポイポイ入れられていた。PC機器の入れ替えもあって、発泡スチロールやエアーパッキンも業者がぐるぐるゴミ袋に突っ込んでいた。「捨てるんですか?貰ってもいいですか?」「どうぞーホイホイ」であれこれ貰った。何故こんなにゴミにこの先生は喜んでいるのだろう?と、搬入業者さんに疑問視されていたに違いない。
版画を題材にして、どちらかというと指導者がわくわくした。恐らく1〇ぶりに動かしだろうプレス機。版画の一式。昭和と備品管理シールが貼られていたが、しっかり使えるものだ。空きコマ時に、刷りに伴うインク準備したり、ローラーでゴロゴロ。わーいで喜ぶ。「◎先生、めっちゃ楽しそう♡」と職員室で言われた。
やはり版画の魅力は刷り上がりだ。あのわくわく感は大事にしたいもの。
今後プレス機2台を使用し、各学級38名の程度の生徒たちを、手際よく活動させ、感動させられるよう働きかけていきましょう。