「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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2014年 コラグラフ題材を終えて(振り返り)

2014年 コラグラフ題材を終えて(振り返り)_a0074653_21322122.jpg


 コラグラフ。大方仕上がり,次週あたりから鑑賞会。久々の版画の題材に取り組み、私自身は次年度の課題に気付いた。改善策だけが多々残った。課題をメモして、次年度につなげる。やはり学期を挟む題材は,生徒の学習意欲を半減させる。学期にまたがるのは×だ。

①コラグラフといった版画の魅力気付かせる方法
 〇版画に魅力を持たせることはできた。
 ×事例が私が制作した作品しかなかった。
 ×事例が少なく、コラグラフのイメージをつかみがたかった(と思われる)
 △展示を終えたら,支持体不要だという生徒の版貰い次年度説明時に活用したい。

②版の重ね方
 ×持参したものの凹凸を生かした見せ方。
 ×版をどう見せる・版の魅力について構想する時間が不足していた。

③版の作り方
 〇版に興味をもった生徒だから、素材は色々あった。
 ×プレス機にかけること、プレスするローラーをくぐるのか?といった指示の不足。
 ×凹凸差を踏まえた版づくりが必要だった。

④色の魅力への気付かせ方
 〇水性版画絵の具(赤・黄・青・黒)を使用した。三原色に関しては思いだしていた。
 ×版を重ねたときの色をもっと分かりやすく見せると良かった。
  例:赤から青を重ねたときの色。逆に青から赤に重ねたときの色。
    青から黄を重ねたときの色。逆に黄から青を重ねたときの色。
    赤から黄を重ねたときの色。逆に黄から赤を重ねたときの色。
    3色の状態。

⑤素材の選択方法
 〇キット教材にも、ある程度の厚さや素材のもつ魅力を引き出すものも含まれている。
 ×素材同士の組みあわせについて、事例の提示が必要。
 ×砂は面白かい表情を見せた。しかしインクをつけたときに、ローラーに砂がつきざらついた。
  インクトレイを砂用の版と固定せざるを得なくなった。

⑥版を刷る順番
 〇3時間といった緩やかな評価時間を設けたこともあり、各学級35人ちょいいても、15人ぐらい
 プレスすることはできた。
 △プレス機を用いるグループ、ばれんのグループと分けても良い。
 △プレス機を待っている間にワークシートを用いて別題材も同時進行でしていた。
 ×待つ間に、生徒自身に色彩効果の確認させる活動をさせても良かった。
  小さなローラーでも購入し,別席で確認させる活動もあり。


by hakusuke | 2014-09-22 21:45 | 2014自分の授業