2014年 コラグラフ題材を終えて(振り返り)
2014年 09月 22日
コラグラフ。大方仕上がり,次週あたりから鑑賞会。久々の版画の題材に取り組み、私自身は次年度の課題に気付いた。改善策だけが多々残った。課題をメモして、次年度につなげる。やはり学期を挟む題材は,生徒の学習意欲を半減させる。学期にまたがるのは×だ。
①コラグラフといった版画の魅力気付かせる方法
〇版画に魅力を持たせることはできた。
×事例が私が制作した作品しかなかった。
×事例が少なく、コラグラフのイメージをつかみがたかった(と思われる)
△展示を終えたら,支持体不要だという生徒の版貰い次年度説明時に活用したい。
②版の重ね方
×持参したものの凹凸を生かした見せ方。
×版をどう見せる・版の魅力について構想する時間が不足していた。
③版の作り方
〇版に興味をもった生徒だから、素材は色々あった。
×プレス機にかけること、プレスするローラーをくぐるのか?といった指示の不足。
×凹凸差を踏まえた版づくりが必要だった。
④色の魅力への気付かせ方
〇水性版画絵の具(赤・黄・青・黒)を使用した。三原色に関しては思いだしていた。
×版を重ねたときの色をもっと分かりやすく見せると良かった。
例:赤から青を重ねたときの色。逆に青から赤に重ねたときの色。
青から黄を重ねたときの色。逆に黄から青を重ねたときの色。
赤から黄を重ねたときの色。逆に黄から赤を重ねたときの色。
3色の状態。
⑤素材の選択方法
〇キット教材にも、ある程度の厚さや素材のもつ魅力を引き出すものも含まれている。
×素材同士の組みあわせについて、事例の提示が必要。
×砂は面白かい表情を見せた。しかしインクをつけたときに、ローラーに砂がつきざらついた。
インクトレイを砂用の版と固定せざるを得なくなった。
⑥版を刷る順番
〇3時間といった緩やかな評価時間を設けたこともあり、各学級35人ちょいいても、15人ぐらい
プレスすることはできた。
△プレス機を用いるグループ、ばれんのグループと分けても良い。
△プレス機を待っている間にワークシートを用いて別題材も同時進行でしていた。
×待つ間に、生徒自身に色彩効果の確認させる活動をさせても良かった。
小さなローラーでも購入し,別席で確認させる活動もあり。
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