校内合唱コンクールを終えて
2014年 10月 25日
24日,秋晴れの中、無事に校内合唱コンクールを終えた。
1ヶ月前から強化練習期間が設けられ、生徒たちはいつもより早く登校。歌う。放課後練習。わずかな時間ではあるが部活動。最上級生は、昼休みも歌っていた。
中間発表時、「すでに出来上がっているのでは?」と思うぐらいの歌声だった。中間発表会時、ビデオ撮影をしていた私。生徒には、「どこが駄目でした?」と聞かれたけれど、どこが?駄目ってことを答えることは私にはできなかった。給食時間に、映像見直して彼らたちなりに「指揮者は〇〇するといい」とか「〇と▽の立つ位置変えたら、よくなるかも」等々アイデアを出し合っていた。
会場では素晴らしい歌声を響かせ、保護者も涙していた。各学年、学年相当の歌声を響かせていたし、学級の個性を感じさせる歌声だったと思えた。
審査中にただただ待っているのはつまらないとなり、数年前からメイキングオブ合唱コンクールを上映している。ビデオと写真を、各学年の企画委員で分担して撮影する。今年は審査が難航すると思い,28分の映像で合唱コンクール当日までのあれこれを振り返る。
昨年は20分程度におさめた。審査が難航し,しばし生徒たちを待たせた。今年度も審査は難航すると思い28分映像とした。正解だった。映像が終わって,審査員の方たちも速やかにステージに上がっていただけた。生徒たちに間延びさせることなく結果発表へ。
私自身は,生徒たちには申し訳ないが結果は気にしていない。どんな成長があったかなぁ?どんな気付きがあったかな?の方が大事に捉えている。
やはり最上級生は、結果発表となった間。シーン。観客の保護者もハンカチを握る。怖いくらいの静寂。一瞬「わーーー!」とはなっていたけれど、どのクラスも満足に歌いきったのだろう。はっきり言って何が良くないってことが、分からなかった。私自身は,自分の係・仕事の関係上,モニターでしか本来の歌声は聞いていない。モニターで見ていてもスピーカーは震えていたように感じた。モニター見る限り、どの学級も歌声は響いていたし、表情も良かったし、僅差の結果だったのだろうと思えた。
この感動を,今後生徒たちは受けとめるだろうか?
蛇足。3年生は、美術の授業で、合唱コンクールのイメージ画を制作している。1週間ずれて完成って、自分の計画の甘さに反省。辛うじて高校説明会頃に、校内掲示か・・・。あぁ反省。