「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

伝統芸能文化展に出向く

 三井記念美術館に、日本の伝統芸能展に出向きました。我が国の各時代・各分野の芸能が伝承されていて、この伝統文化を保存、継承している方たちがいます。います。これらの伝統芸能「雅楽」「能楽」「歌舞伎」「文楽」「演芸」「民俗芸能(琉球芸能含む)」について、それぞれの魅力を分かりやすく解説されている内容でした。芸能部門別に、解説文は日本の伝統色でわかるように示されていました。
伝統芸能は支える人がいなければ、廃れてしまいます。しかし、美術品に描かれていたり、芸能に用いられたたものがあったり、作品に残っています。屏風には、中国の影響を受けただろう芸能が描かれていたものもあり、日本だけではなくアジア圏との関連についても考えることができました。作品としてみて興味深かったのは、三井家の雅楽おひなさまセット。精巧につくられた雅楽セットは、よくぞ作ったなぁと感じました。また、文楽人形の大きさと人形といえど衣装のすばらしさに、改めて驚いた次第。あとは、曲芸?江戸時代にも、今でいうサーカスのような芸能があったのだなぁ・・・と思わせる浮世絵を、ほほえましく見入ってしまいました。

 国立劇場創立50周年企画とタイアップしている企画展なので、チケットを見せると割引されるようです。しばし、取っておき、落ち着いたら文楽でも見に行きたいです。
by hakusuke | 2016-11-29 05:55 | 自分のこと