伝統芸能文化展に出向く
2016年 11月 29日
伝統芸能は支える人がいなければ、廃れてしまいます。しかし、美術品に描かれていたり、芸能に用いられたたものがあったり、作品に残っています。屏風には、中国の影響を受けただろう芸能が描かれていたものもあり、日本だけではなくアジア圏との関連についても考えることができました。作品としてみて興味深かったのは、三井家の雅楽おひなさまセット。精巧につくられた雅楽セットは、よくぞ作ったなぁと感じました。また、文楽人形の大きさと人形といえど衣装のすばらしさに、改めて驚いた次第。あとは、曲芸?江戸時代にも、今でいうサーカスのような芸能があったのだなぁ・・・と思わせる浮世絵を、ほほえましく見入ってしまいました。
国立劇場創立50周年企画とタイアップしている企画展なので、チケットを見せると割引されるようです。しばし、取っておき、落ち着いたら文楽でも見に行きたいです。