連続文様と箸作りに向けて
2017年 02月 05日
連続文様の授業では、自然物を単純化させること、単純化に表すといったことが難しいようでした。しかし、バナナやら貝、キウィ、シクラメンの花びらなど、生徒たちの身近なもののスケッチにはじまり、線を太くしたり、直線ではっきり輪郭線を描いたりしながら、ゴム印に表すことができました。
昨年までは、18色の色を自由に選ばせて押印に取り組ませていましたが、あえて2色で押印すると制約を設けました。色数を制約して、構成を考えさせるために、ノートに整理した内容を振り返る生徒たち。ただ押印だったら、中学生に学習としては物足りないです。ただただ自由に押印したわけではないので、「補色対比でまとめてみた!」「類似トーンだ」「●君の作品は、アクセントカラーもあっていいね」といった会話もちらほら。
さて、1年生は連続文様の授業が終わったら、最後の題材箸作りです。たまたま、書店で見つけた農文協出版から発売されていた箸の絵本は、作ることもさることながら、箸の文化についても触れていて、面白いです。毎年のことながら、「小刀使ったことがある人!手を挙げて〜」で、使用経験者数を確認する。予想通り、非常に少ないので、まず刃先がどこなのかから教えたいと思います。冗談抜きで、刃先を握ろうとする生徒もいるでしょう。痛いぃぃ。。。