「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

夏休み2

 夏季休暇中は、大抵美術館に出むく。美術館に行かないといった年はないと思う。何カ所か出向いてはいるが、都内で鑑賞した3つについて感想少し。

1.アルチンボルド
 土曜日はいい。土曜日は夜間解放していることもあって、まったり見ることができた。話題になっていた、顔を認証をすると、コンピュータが人物の凹凸を分析して、野菜の画像でアルチンボルド風な画像を作ってくれるものに2度並んでしまう。おもしろい。
 作品をじっくり見て感じたことは,パトロンに恵まれた作家だったということが分かった。そして、描写力,観察力がとてつもなくある方であったことを知った。

2.レオナルド×ミケランジェロ
 ミケランジェロが好きで出向いたような展覧会である。赤チョークで丹念に描かれたスケッチは見事であった。また,人物を描くのに何度も何度も消しては描いていることが、スケッチから読み取れた。ミケランジェロは彫刻も素晴らしいが,個人的には絵画の方がいいな。レオナルドは,嫌いではないが、目標値が高すぎてよく分からなかった。

3.ジャコメティ
 これだけの作品が日本に来て万歳。犬の彫刻が見事。あとは米粒以下の大きさ,針金のようなの彫刻も見事。どことなく、八木一夫を彷彿させた。スケッチも展示されていたが、美術資料集に掲載されていた作品を探してしまう.線を何本も描き表すスケッチは、おもしろい描き方の方であった。
 
 最近の美術展は写真OKになっている展示もちらりほらり。

                              続く・・・
by hakusuke | 2017-08-17 20:09 | 自分のこと