「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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生活に根ざした「藍」から   (勝手なる考察)

 今若者達に,民具・民芸は静かなブームである。恐らく,雑誌のブルータスをはじめとして,宗理デザイン,柳宗悦といった人物が雑誌で取りあげられていることから,民芸愛好者が増えてきたように感じる。
 私は民芸・民具の流行するだいぶ前から,民具をみることは好きだった。そのようなこともあって,卒論の研究対象となったひとつとして,このバンドリを取りあげている。わずかではあるが,バンドリは今の自分が制作している内容に影響は受けている資料である。
 私は,民芸・民具というより,生活に根ざした美とは何か?を勝手気ままに考察するのが好きなのだ。その民具が使われている・いた地域に出向くこと,その地域の方々の生活様式を調査することが好きなだけです。単に旅行好きと思っても良いでしょう。

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 今回は,「藍」。ブログリンクされている方と共通するものとして「藍」について記す。
多少馴染みがあるだろう「藍」に関して私が受ける印象をつらつら・・・。
趣味の分野なので独断的解釈が強い文章です。

 「藍」・・・別名,ジャパンブルーとも言われるが,地域によって色合いが違う。ついでに記すならば,日本の「藍」と,インドの「藍」はだいぶ色も違う。藍たての方法も違う。

 どのような色あい?
東北・北陸の藍染め・・・・・・・・全体的に濃い藍の色。油絵の具名ならばプルシャンブルー。
関西・四国・山陰の藍染め・・・比較的淡い色合いの藍の色。
                   油絵の具ならばターコイズからコバルトブルーにちかい。
*山陰・博多のの絣は,結構阿波藍使用しております。

何故色が違う?
 やはり,土地・風土の違いであろう。自分が長年住んでいる東北地方(宮城)の気候から推測すると,冬は寒い。東京都と比較するならば,断然冬は寒い。特に,現在の自宅は山沿い。冬の雪が多い日は外に出られないし,積水ハウスだろうが,玄関が凍る。本当に時々ではあるが,玄関を解凍してから出勤する。
(注意)宮城=仙台市と感じている方多いので記します。仙台は私が記しているほど寒くありません。我が家は仙台市ではありません。ずーっと山奥です。

 私は日本海沿いに住んだ経験はない。しかし,卒論を書くため,このバンドリの実測で4月16日に山形・月山付近に出向く。3mの雪が!うわわわ・・・。しかし,地域のおじいさん。「あぁ降ったね」とあっさりしていた。2階から出入りしていたし。この4月に出向いたのも,冬季はこの実測地域車入りできなかったのだ。
 青森の刺し子。菱刺しに用いる布も濃い藍色。輪をかけて寒いからでしょうね。糸を刺して模様をつくり,生地丈夫にする。白で刺し子文様つくるのは雪からなのか?
 記せばきりがないが,東北の藍は全体的に濃い。

 では,ブログリンクされている方の阿波藍について,国府町に出向いた時の印象。あのときは,9月3日に出向いたけれど,カラリとした気候だった。1週間くらいカラカラした天候だった。というか暑かったかもしれない。暑さに耐えられることと,ちょっぴり旅行だったから,地域のことは分かりません。
このカラリが地域性なのかもしれない。こちらほど雪降らないだろうし。日差しも全然違う。ジリジリ・・・といった印象は受けた。大歩危・小歩危に出向いたときも。

論文でもないので,〆となる言葉が思いつかず。

私の文章読むより,具体的に見てもらった方が早いだろう。
 千葉家は,正藍染といって,火は使用せず,自然発酵する時期だけ染めるという。今までの紺屋の常識から外れた方法なので、昭和30年5月12日、重要無形文化財に指定された。今の後継者は3代目。


宮城で「藍」いったら,千葉家
徳島で「藍いったら国府町
民芸に興味ある方は一度は足を運んで欲しい。日本民芸館
by hakusuke | 2006-10-07 20:57 | 鑑賞-民具=趣味 | Comments(0)