感性フォーラムに参加して
2006年 11月 12日
美術館に行く途中で,バケツひっくり返したような雨が一時的に降り,体半分ずぶ濡れ。なんだ?!この雨ーーーーーー!
ゲストは,クレー研究の第一人者の前田富士男先生と,宮城県美術館学芸員の後藤文子さん。個人的な感想として,お二人とも,非常に謙虚な方(謙虚すぎる)同士でした。改めて知った後藤文子さんの過去の勤務に興味・感心を抱いた私でした。
参加者は,下の写真ではパラッとしておりますが,希望者定員20名を上回る25名でした。大抵こういったレクチャー数名辞退者数を含め募集しているのだけれど,誰も辞退しなかったらしいです。やはり講師に,内容に魅力があったのかなぁ・・・?(憩時の合間に撮影)
前田先生の話は,研究者としての発表で,専門的な内容を紹介されるのかとと感じていた。しかし,パワーポイントを用いた,要点を整理したクレー作品と関連した作品の解説で,非常に分かりやすい説明でした。「造形思考」と,「教育スケッチ」を整理したような,色彩に関する専門的な内容も含め興味深く1時間聴講する。
その後,後藤さんにバトンタッチされ,参加者全員でクレーのモザイク画に挑戦する。黒と茶があり,茶を選択。
画像ではわかりにくいが,白から灰色の微妙なグラデーションになっていた。その上にアクリルガッシュで着彩を試みる。
私,塗り方雑です。もっと丁寧かつ・濃く塗ってもよかったかもしれない。淡彩調にしてしまった。
25名一人ひとり,塗り方も違っていて大変きれいでした。これは授業でも使えるなぁ・・・と感じた。この作業してから,2階展示室で,同様のモザイク作品を鑑賞・解説を聞く。「プルンのモザイク」「直角に半円」
「宝もの」をクレヨン色鉛筆?で模写してみる。私はわりと濃く塗った方であり,色的にはクレーの色にちかい作品だと感じた。皆様ご丁寧かつ,軽いタッチが多かったかなぁ。私ガリガリ・・・
美術館創作室で行いました。いつもより,きれいかな?
写真下チェック!お隣の男性の方。なんて丁寧な塗り方なんだ?!
その後,予定終了時間よりオーバーしたものの,非常に分かりやすい説明が多く,あと1回ぐらいは,解説内容を踏まえて鑑賞したいと感じた。見方もちょっと変わったしなぁ・・・。
☆キッズトークに参加して