「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

生徒の感想から~県美術館所蔵作品を中心として~

宮城県美術館所蔵作品紹介を兼ねた,鑑賞指導を終えたクラスの意見を。文章に記すことよりも,どちらかと言えば作品鑑賞時間に長く時間とりました。たぶん五分ぐらいでまとめた内容。もっといるのですが・・・まぁほどほど。

◆クレーの解釈◆
○色彩だけで,あそこまで表現できるのが,(ぶっちゃけ)すごいです。色にまた色を重ね・・・。何か執念のようなものがみえたり・みえなかったり・・・。独特の雰囲気ですね。嫌いではないです。

○クレーの作品は,作品は興味あると思う。何が描いているのかわからないけれど,見ていく打ちにわかってきておもしろいなーと思いました。

○絵って,よくみれば見るほど人それぞれに見え方が違ったりする絵があって,興味深い。それに絵だけで画家が伝えたいとすることがバンとくるような絵があって興味がある。

○クレーの作品は正直わかりにづらいので,あまり興味は持てない。一瞬わかりづらくても,最後にはわかる絵の方がいい。パウル・クレーには,あっわかったが今はすくない。
まだ松本峻介の方がいい・・・。(松本峻介も見せてます)

○「破壊の町」というクレーの作品が,すごいと思った。砂に家が埋もれていたり,絶望感が出ていたりしてすごいと感じました。色も暗いイメージでピッタリだと思います。こんな発想力ができてすごいな。

○色をいっぱい使って表現しているけれど,私としてはもっともっと押さえても良いと感じました。全部がうるさいわけではなく,中にはにぎやかだなぁとかんじたさくひんもあります。絵は人の気分や視点で見方がそれこそ一人ひとり違って,それが面白いのだと思います。

○クレーの「バラの庭」を見て,自分は庭よりも本にみえた。もしかすると,「ばらの庭」はただバラが咲いたわけではなく,本を庭に見立てて描いたのかもしれない。町にもみえるが,やはり本のイメージが強い(遠近感の問題か?)いや,機会あったら仙台にいきます。

○クレーの作品は,どんなに考えても,何にもみえないし,作品名を見ても「はぁ?」って思ったから,個人的には面白くない。松本峻介の方が好きだな。

 クレーの作品を鑑賞させることは,前々からの計画ではあったけれど,反省すべき点もあるから,今後の改善資料として記しておきます。クレーだけは,2時間中1時間授業に使っているから,書いている生徒の反応も大きい。

a0074653_19362763.jpg◆松本竣介「画家の像」鑑賞して◆

○松本竣介は,戦争時代の絵として嫌いです。色がもう少し明るい方がいいと思う。でも時代かな?

○松本竣介は,暗さの雰囲気,あのきりりとした顔つきがよい。(数点の作品についてあれこれ書いていた)
○見方を変えてみると,色々なものにみえてくるのがおもしろかった。松本竣介さんの絵で,左側にある物体が,焼死体にもみえました。

○松本峻介の作品に,リアルな感じを受けたので,非常に興味深い作品だ。

○松本峻介の絵は,モデルというか描いたものが何かわかるかって,気持ちが伝わってくるから,(クレーより)いいなぁと感じた。

もっと作品鑑賞させればよかったのだろう。時間の都合上,3点「ニコライ堂」「立てる像」「画家の像」を例示しながら,の鑑賞だったためコメント数少ない。生徒の感想から推測するに,松本峻介の描写力を好む生徒に気がつけてよかったかもしれない。

クレーを鑑賞させて
鑑賞活動に関して考えること
by hakusuke | 2006-11-18 19:23 | 鑑賞-絵画 | Comments(0)