江戸時代の遊びから
2006年 12月 23日
(写真が載っていたからトラックバックしました)
本日終業式でした。終業式でしたが,耐震工事に伴い,体育館も使えない。またノロウイルス感染も避けるべく,校長先生の淡々とした,校内放送で式が終わってしまった。いや,校長先生は熱血な方ですが・・・^^;
午前中は授業があり,アニメーション撮影の生徒達はどうも宙ぶらりんで撮影が終わりそうでした。「紋切りやってみない?」と声掛けしたところ「やってみたい!」で制作してました。使用したのは,今流行なのかな?書店で随分販売されているこれです。
1時間しか授業時間がないこともあり,雪と正月飾りどちらかに挑戦させました。「挑戦させました!」というより,そんなに私も購入しておりません。
1,形の興味もったコピーを選択する。
2,ひたすら丁寧に切る。
3,きれいに切り終えたら,紋の由来を読む。
4,お互いにつくった文様について,紹介しあう。
★こつは,切れ味の良いカッターを用意することが望ましい。
簡単な作業ですが,,丁寧に切ると15分ぐらいかかる形もあった。やはり,江戸時代の女性がはさみ一つでゆっくり楽しんでいた遊びだと気づかされました。なんてシンプルなのに,奥が深い遊びをしていたことか!いやー季節も季節ですし,結構きれいでしたし,生徒達もへぇ×3で学期末を迎えたのでした。持ちかえってしまったため写真ありません。
昨年は雪文様切った後,窓に貼り付け,上からスノウスプレー教室にかけてみました。←これもきれいです。
余談ですが,宮城県・仙台市の本年の教採試験高校国語で「紋切り」について出題されております。試験終了後の,打ち上げの席にて,「紋切りが何かわからなかった。門を切る?破門とかの意味だろうか?」とぼやいていた知人がいた。この方,受かりましたけどね。
私パソコンは使用しますが,テレビゲームの面白さがわからないまま育ちました。ファミコン世代なのだけどなぁ・・・。PSPももっているものの,コンピュータとしてしか使わない。周囲がコンピュータゲームにはまっている頃,私は何していたんだ?
嫌,なんか350年ぐらいの遊びって興味深いなぁ・・・。ただそれだけです。