春だなぁ・・・
2007年 04月 21日
もともと、私は春といった季節に、美術室内で制作させたいと思っていない。折角暖かな日差しがあり、新緑の季節を感じ取れる季節に、美術室内で色塗りや制作させるより、外・校庭でスケッチや校舎の風景など描かせたた方が、生徒ものびのびと活動できるように感じている。
早くガイダンスを終えて、1年生には外で花のスケッチをさせたり、2年生であれば校内の風景画など描かせたい。
先日,尾形光琳作『紅白梅屏風』の鑑賞活動を行いました。ベルなる前に美術室に入っていた生徒と炉辺談話していたら、やはり「鑑賞難しい」と答えていた。そこで、「鑑賞難しいと思う人手挙げて!」と質問したら、半数近くがでを挙げた。うーん何故?
あえて生徒に伝えたことは、「私の授業で、鑑賞の時間は、人の価値観や捉え方に気づければよいと考えている。作品の年代を覚えることも大切だろうが、一人一人作品の感じ方など違っていてよいと感じている。だから、色々な人に質問もするのだなぁ・・・うんたらかんたら」
そこから『紅白梅図屏風』の鑑賞ははじまったのだった。
詳細は後日エントリーします。
ただ最後、春の雪解けをイメージさせつつ、生徒達とぼーーと、鑑賞していたら、ベルが鳴りました。時間割変更の、45分ってあっていう間だな。
☆MOA美術館