鑑賞時間の確保は大切
2007年 05月 12日
1、あまり多くのことを教えなくてよい
教師は多くのことを知っているから、伝えたいといった気持ちや行動(指導)が出てしまいがちである。しかし、あえて生徒に考えさせる・調べさせたいといった気持ちをもたせることも大切だろう。
2、見通しをもった鑑賞時間の確保について
『鑑賞』は、「なんとなく時間が余ったから鑑賞の時間にしよう!」と捉えている美術教師もいる。しかし、「何故この作品を鑑賞させたいのか?」といったことをしっかり考えることが必要。例を示すならば、制作のヒントとなる鑑賞資料としても、生徒の気づきを増やすこともひつようなのだろう・・・うんたらかんたら。また、理想は中学校3年間の鑑賞指導に見通しをもてると指導計画を立てることも大切だろうなぁ・・・。うんたらかんたら。
3、日常生活で見慣れている、映像も映像美だ
映像美に限らず、日常生活に美があふれている。生徒からすれば、気にもとめないだろうが、家庭生活の器にしても服装にしても「美」だらけ。プロモーションにしても、構図や配色、構成等映像美の鑑賞をさせることも面白いだろうし、意外な美術の発見にも繋がるだろう。
指導助言受けた内容は、すべてつかめた。同時に、鑑賞=巨匠の作品鑑賞ばかり話をしていた自分にも気づかされた。映像美も脳裏にはあったものの、教科書作品ばかりに陥っていた。
やはり、鑑賞指導に、工夫していこう!今は鑑賞指導も大事だけど、水場の確保の方が先決な課題である。
☆研修センターにて
☆美術室に水場がほしい