「教育問題」「美術教科指導」等駄文であれこれ感じたことを綴ってます。


by hakusuke
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宿泊研修を終えて(その2)

宿泊研修を終えて(その2)_a0074653_22494298.jpg朝からこんなに食べてもよいのか!?と思わんばかり、野菜摂取!摂取!
 花山少年自然の家の食事は、結構バランスよく、バイキング形式の食堂なので和食・洋食どちらでもOKでした。メニューみたい方は、サイトご覧下さい。

<2日目> 
 さて、職業研修として、事前に割り振られていた会場にバス移動する。第3希望まで書いたのにかかわらず、人気企業体験項目に○つけたこともあり、希望すらしていなかった介護老人福祉施設に出向く。介護といった職種は、私には不向きと捉えていたこともあり、どうもマイナス思考の文章です。この研修先を事務長に報告した時点で、「あんたが、介護施設か?」と半笑いされる始末でした。事務長曰く、「職業訓練・体験といった名目ではあるけれど、なんらか教育と関連するはずだ」と伝えられ、体験後事務長から伝えられた意味が理解できました。さすが、事務長!
 
 さて、施設に到着後、施設の概要や入所している方々や設備などの説明を受け、早速各自仕事内容を伝えられ、あっさり仕事に取りかかること約1時間半。「この広場にいる、お年寄りたちとコミュニケーションしてください!」と伝えられるものの、簡単なようでお年寄りとのふれあいは難しい内容でした。
 53歳~99歳までの入所している方々も生徒同様、会話がままならない方、なかなか会話をしてくれない方、十人十色であり試行錯誤しながらコミュニケーションを図る私なのでした。
 このコミュニケーションの難しさに気づいたのは私だけではなく、同じ研修先に出向いた12名も同感だったようで、そして何故会話がままならならなかったのかも、後から気づいた班員でした。
 午後、前日に「施設の方たちが楽しめる15分程度の出し物を用意していてください!」と連絡を受け、夜まで練習した内容を披露し、多いに楽しんでもらうことができた。この事前課題内容決めることも難しかったのだけどね・・・。


 最終日に、この研修受けたグループ同士で研修報告会を行いました。グループでまとめた内容は、○施設と、学校教育の共通点について発表しました。

1、組織として横の連携
2、相手を理解することの必要性
3、信頼関係を育むことの必要性
4、個に応じた対応の工夫
5、相手の立場になって話をすることの必要性
6、環境を工夫し安心感を与えるくふうについて
7、地域との連携・共生
8、安全管理の徹底について


 介護施設だけではなく、新幹線の駅長での実習や、鳴子や花山付近の宿泊施設での研修、
牧場や農場施設での研修等、9グループに分かれ初任者たちは研修してきました。企業研修から、学ぶことは多々ありました。報告会は、各班工夫がみられ非常に面白い内容ばかりでした!事務長から伝えられことが理解できたのでした。ハイ・・・

つづく・・・

宿泊研修を終えて(その1)
 
by hakusuke | 2007-07-29 10:30 | 研修会