つらいけどさぁ・・・
2007年 08月 02日
本日、駅伝強化指定をしていた生徒が、「本来の部活動を練習に励みたい」と言った理由も含めつつ、駅伝練習を辞退しました。強化指定生徒は、体育科担当が判断して、実力をもっている生徒たちです。ある程度、走り込みすればもっともっと記録も出せるだろう選手です。正直な感想として「もったいない・・・」が頭によぎってしまいました。
はっきりいって駅伝練習中は、楽しい活動とは言えません。自分も学生時代経験しているからこそ理解できます。しかし、きつい、悔しい、つらい、の3連チャン競技だからこそ、頑張らなきゃ!と肌で感じられる競技なのだと私は捉えています。個人的には、辞めさせたくありませんでしたが、保護者の意見も考慮して辞退させました。またも、もったいない・・・。
私はもともと剣道部顧問です。我が剣道部は、3年生引退後、男子生徒6名で活動している。中学校に入学してから剣道はじめた生徒達が4名いる。あまり体力もないメンバーだったので、私が駅伝担当であることも踏まえて、「駅伝練習参加しないか?」と声をかけた。
はじめは、しぶしぶ・・・参加の心もあったのだろうけれど、今は「部員一丸とやらなければ力がつかない!」と判断したのかな?6名全員、朝7:30に集合して、駅伝練習に一緒に参加しています。
ここ数日、彼らの踏ん張りと努力に周囲も拍手しています。元々、運動は不得手のメンバーですから、駅伝強化選手と一緒に練習してはバテてしまう。本来の剣道部としての活動ができなくなるので、ある程度歯止めも必要です。大柄な○君も、この数週間で多少スレンダーになっている!
日々最後の走者で走っている剣道部員に、私は後ろから声をかける。
私:「今日は上がるかい?」
○君:「いや!ここでやめたらなんか悔しい。ついでに!先生僕の後ろ来ないでください!」
私:「なんで!?ダメなの?いやー君が嫌といっても私ついていくから!」
△君:「足痛いんだけど・・・」
私:「だから、どうしたいの?走るの?辞めるの?」←結構冷たいか?私。
△君:「いやー何とかできます。うぉぉぉぉ!なんか少しペースが上がった!」
夕方、部員たちと稽古終えて、剣道のコーチと部員の日中の様子ご報告。「今年の剣道部員、ガッツがあるなぁ」とお褒めの言葉!頑張れ剣道部員!駅伝部たちも!
それにしてもさぁ・・・。初心者だけど、もう少し定めをつけて胴うってよー。私嫁入り前なのに、青タンが右脇、太ももに何カ所かあるんですけどぉ?まぁ、あなた方の頑張りに妥協しよう。